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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

« 2006年8月27日

2006年8月28日の投稿

2006年8月29日 »

購読している日経サイエンスの10月号の特集記事に”悪性腫瘍の真犯人?ガン肝細胞”が載っていました。簡単にお話をまとめると、

  • 細胞には寿命があり、生産される細胞との間で新旧の細胞が入れ替わることで、細胞数を一定に保っている
  • 新しい細胞は、幹細胞によって、前駆細胞として生産され、最終的には別の系列の細胞に変化したりすることのできない最終分化細胞となる
  • 上記のメカニズムに、研究結果を加えると「ガンを根絶するにはガン幹細胞を標的とする治療が有効」

というお話です。

科学としては、読み応えのある内容なのですが、どうしても自分の仕事に結びつけて考えてしまう悪い習性をもっています。

大きい会社で成長が止まると、同じようなことが起きているような気がします。

  • 総細胞数(会社の規模)は大きくできないので、新旧の入れ替えを行おうと考えるが、入れ替えが上手くいかない?
  • 幹細胞(経営陣)から発せられた命令が、前駆細胞(管理職)経由で遺伝(伝達)されて、最終分化細胞(従業員)に遺伝(伝達)されるころには、融通の効かない硬直化した状態になっている?

とすると企業の老化やガンによる死滅(倒産)を防ぐためには、ガン肝細胞から根絶していく必要があるはずです。しかし、実際には多くのケースで、管理職や従業員を改善する、削減するという策に出ていることがほとんどです。

根治のためには、やはり根を絶たなければ病魔は再発します。「業績下降⇒利益現象=人員削減」ではなく、活きのいい細胞を沢山生成できるようにして、会社をもう一度成長させるか、幹細胞と古い細胞を一掃して今の大きさの企業で健康になることを心がけましょう。

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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