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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

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2006年8月20日 »

昔から気になっていましたが、「電化することで環境に優しい」という主張は、「利用現場で発生しているCO2」だけで物事を捉えているのではないかと思います。発電(火力発電に限ってですが、現在まだ主力の発電手段であるためあえて限定的に発言しますが)にあたってもCO2は発生しますし、集中発電のため、大規模な発電施設の準備が必要ですので、発電で消費されたエネルギーの残エネルギーの2次利用による回収にも限界があると思います。また、発電場所から配電網を経由した送電ロスが発生します。また、電気の作りだめは(まったくでないにしろ)あまりききませんので、エネルギーの消費に対する最終エネルギー消費効率はかなり低いのではないかと想定します。

一方で、ガスを利用して使用拠点に近い部分で、熱(主に湯沸しと調理となるのでしょうが)と2次利用による発電を組み合わせた場合はどうなるでしょうか?利用地点までの伝送ロスはありませんので、後はいかに効率的に利用時にエネルギー変換を行うかということになります。

実際には、ガスの危険性、機械の準備と設置などなど、法律と技術の両面から問題を抱えていますが、理論的にはガスのほうが効率性は高く、分散型でのガスによる発電において、廃棄ガス処理(CO2の抑制)が可能になれば、埋蔵エネルギーの効率利用という意味で、社会的には意味があると思います。

その一方で、8月26日号の週間ダイヤモンドのP22に、「住友電工の超伝導ケーブル」のお話が乗っていました。「配電用のケーブルを超伝導のものに替えるだかで送電ロス改善は原発5基分」とのことです。ガスと電気、両方をうまく組み合わせて、できる限り効率の良いエネルギー利用を実現したいものです。究極はガス会社と電気会社は一緒になることが推進の最適解とも(個人的に)思っています。

上記の記事には、落ちがあって、技術的な難しさだけでなく、超伝導ケーブルは寿命が長く、100-200年持つ可能性があるとのことです。製品ビジネスとしては、かなり扱いにくい商品のようです。もしもとても高額になり、ケーブルの置きかえで電気代が値上がりして、皆さんが節電して、エネルギー消費が減るほうが、究極には地球に優しい解決策となったりすることもありますね・・・

つるた

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鶴田 裕史

鶴田 裕史

(株)プライアルトス代表。IBM、サン、アクセンチュアでの経験を基にIT業界向けマーケティング支援を提供。専門は事業戦略

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