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僕にとって、仕事というのは人の繋がり、なんですよね。人と人が言葉を使って会話をし、進めていく。販売なら、販売する対象であるお客さんと会話をする。何度も話す相手なら、どんどんお互いの理解が深くなり、信頼関係が構築されていく。そういうプロセスをもったものだと考えています。
だから、逆に言うと、そのプロセスをもてない仕事は出来ない。無理だと思ったら、もうどうにも無理なんですね。プチッと音がする感じになってしまいます。
会社というのは営利団体ですから、利益が出ないといけない。税金を納めるとかいう以前に、そこで仕事をする人が食っていけなくてはいけない。当たり前です。
なので、食えたら何でもアリという方もいらっしゃいますし、それを否定はしませんが、僕はそういうタイプではないんですよね。僕にとって、仕事は好きな人とやりたい。場合によっては、好きな人とやるんなら無償だって良い。NPOに関わっていたのも、そういう経緯です。
肩書きとか、権威とか、本当に考えたことがないし、まったく興味が無いので分からないのですが、長続きとか以前に「それでおもしろいのかな」「楽しいのかな」と考えてしまいます。
このことは、色々な説があって然るべきで、異論があるのは当然だと思います。あくまで個々人の考え方ですから。
皆さんは、いかがでしょうか。
最近、SAKAI PODCASTS 2.0という、ビデオポッドキャストを見始めました。ちょっと遡って、元ピニンファリーナデザインディレクターの奥山清行さんとの対談があり、興味深く拝見しました。
奥山さんは、フェラーリ創始者の名を冠したエンツォ・フェラーリや、マゼラティ社のクアトロポルテなどをデザインされた方です。
ポッドキャストの後半で、坂井さんが「近頃言われる、若者が車に興味を示さなくなった、ということについて、どうお考えですか?」と投げかけたところ、奥山さんはこう仰いました。
「我々、自動車業界がいけない。我々が、若者たちがワクワクするような、魅力的な車を作っていないから」
をを!さすがです。そうなんですよね。燃費が良くて、コンパクトで、そこそこ荷物も詰めて、あるいは3列シートで7人乗れる。だから買いませんか?と言われても、必要な方は買うでしょうが、興味が無い人を振り向かせるほどの効果が無いんですよね。
奥山さんなので車の話でしたが、これは何事も同じなんだろうと思います。商品でも、サービスでも、機能だけを追求するやり方もあるのでしょうが、デザインとか、ワクワクするような仕掛けとか、そういった遊び心を擽るようなものが、購買意欲を掻き立てるのだろうと思います。良いか悪いかは別にして、衝動買いなどはまさにそういうケースなんだろうと思います。
自分が取り組む仕事においても、こういった視点は持ち続けないな、と思う次第です。
高橋さんがアラフォーについて書いておられるので、僕も年齢の話にちょっと便乗してみようかと。
今朝、久しぶりにジブリの鈴木敏夫さんのポッドキャストを聴いていたのですが、ゲストがチャゲさんの日です。
チャゲさんも既に50歳。鈴木敏夫さんは60歳。お二人とも違う分野ですが、ぜんぜん老けていないですよね。鈴木さんは髪も髭も白いですが、老けているという印象を受けません。
この中で鈴木さんが仰った言葉。
「60歳になったら老けると思ったんですけど、老けないんですよね。僕、思うんですけど、明日死ぬっていう日の、前日になったら老けるんじゃないかな。」
う~ん、なるほど。意外とそんなものなのかも知れないですね。
自分自身、10代の頃には40歳なんてのはすっっっっご~~~~~いおじさんで、50歳なんてのは隠居状態(笑)だと感じていたんですが、いざその年齢になってみると、全然そんなことはないんですよね。これは自分自身の意識の持ち方次第なのかな、と。
僕より年齢が下でも、respect出来る人は大勢います。また、僕より下でも「老けてるなぁ」と感じさせる方もいます。60歳でもバリバリ走り回っている方もいますし、「もう定年だぁ」という雰囲気をしっかり漂わせている60歳もいますよね。
年齢が今より上に見られるとかいうのは、この年代になるとどうでも良くて、老けているかどうかというのは、元気が無く見えたりすることなんだろうと思います。
そういえば、misono&ヒロシが歌っているアブラゼミの中に
「背中が 丸すぎ それじゃあんた 戦う前に負けてる」
というフレーズがありましたね。背中を伸ばして、がんばんべ!!
一昨日、シックスアパートさんのパーティの後、松尾さんと谷川さんで二次会に行きました。
いろいろと深いいお話が出来たのですが、これはまた後日として、そこで谷川さんと一緒に注文した日本酒です。
普通に持ってきたのですが、思いっきり冷やしてある徳利(かな?)に注いだら、一気にお酒が凍るんですよ。凍ると言っても、シャリシャリのシャーベット状なので、そのまま飲めます。これが美味しい。
考えてみると、味もさることながら、注いでくれるパフォーマンスが利くんですね。ということで、そのパフォーマンスを皆さんに共有。玉川さん、美味しかったですよ。(業務連絡)
小川さんのエントリーで知ったのですが、GoogleがCalaboration(Colaboじゃないっすよ)というアプリが出ました。CalendarだからCalaboなんですね。(^^;
早速Macにインストールし起動させると、メールアドレスとパスワードを聞いてきます。入力してenter、ですぐに同期が始まります。iCalは起動している場合は閉じるようにとのメッセージが出てきます。非常に速く同期できますね。すっきりです。
iPhoneとGoogleカレンダーは、以前谷川さんに教えていただいたSpanning Syncで同期しているので、iPhone、Googleカレンダー、Macの三者間で同期が出来るようになったわけです。こりゃ便利!
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