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Windowsの話題を中心に「知っているつもり」のお話を書いてみます。

Surfaceを買いました

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散々買う買う詐欺をやりつつ、ついにMicrosoftのタブレット端末Surfaceを買ってしまいました。経済的な都合もありいろいろと悩んだのですが、なんとかお金に都合をつけて買ってしまいました。

Surfaceはマイクロソフトが出したタブレット端末です。マイクロソフトがWindowsの走るハードウェアを発売するのは初めてになります。

価格的には32GBモデルで49,800円、64GBモデルで57,800円です。カバー兼キーボードのTouch coverと32GBモデルとのセットが57,800円でこれが売れ筋モデルなのかなと思っています。キーボードとしては大木さんも言われているようにTouch coverよりはType coverのほうがいいかと思います。私はカバーとして薄いものが欲しかったのと、キーボードを装着したままカバーを裏返した時に裏側でキーボードがむき出しになるのがちょっと嫌でTouch coverにしました。32GBモデルとのセットでお値段57,800円です。iPad miniならば二台変えてお釣りが200円返ってきてしまいますね。まあ、同じタブレットでも性格が違うので比較するのは難しいかと思います。

 箱は至ってシンプルです。説明書も必要最低限のものが入っています。Touch coverとセットなので、上段にSurface本体と下段にTouch coverが入っています。

セットアップは非常に簡単です。ここはWindows 8と同じで画面の色とマイクロソフトアカウントを指定すれば設定できてしまいます。但し、最近のマイクロソフト製品とマイクロソフトカウントと強く結びついていることを意識している私はよかったのですが、ここは今まで自分かつけたいアカウントではなくマイクロソフトアカウントを入れなければならない(もちろん入れないでローカルアカウントを使う選択肢もあるのですが)ことが逆にわかりにくいのではないかと言われています。ここは意見が分かれるところでしょうね。

ボディとモニタ

筐体はマグネシウム合金で強度があり安心して持ち運べます。逆にiPadのような美しさ(??)はないので、持ち運ぶときに無神経質にならなくていいのではないかと思ってしまいます。モニタ非常に見やすいですね。ゴリラガラス2という強度と見やすさに優れたガラスを使っています。

キーボード

Touch coverはキーボードとしては思ったより打ちやすくて手軽に使うのにはいいと思います、触っただけでは文字は入力されず、ちょっと意識して上から叩くようにすると快適に入力できます。打った感じも適度な指との摩擦で打ち間違いも少なく悪くはありません。ただ、キーストロークのあるType coverキーボードの方が打ちやすいのは確かで字入力を中心に使われる方はType coverを使われるのがいいと思います。マイクロソフト関連の勉強会に行くと両方お持ちの方も結構います。また、Bluetoothが使えますので、お好みのBluetoothキーボードを使われるのもいいかと思います。注目されているのがLenovoのThinkPad tablet 2のキーボードです。キーボード上部の溝にいい感じにSurfaceがはまってスタンドにもなってくれます。(実は私はこちらを買おうかと思っています。)

メモリ

メモリは32GBモデルと64GBモデルがあります。用途によりますが私の場合は32GBモデルにしました。32GBモデルだと実質的に使えるメモリ領域は16GBになります。(64GBモデルは45GB)まずよく使うデータはSkyDriveにあることと、SDメモリカードスロットがありSDXCカードも対応しており64GBまで使うことができます。但し、このSDカードメモリの領域はデータのみ置くことができアプリケーション(Windowsストアアプリ)を置くことはできません。ただ、アプリケーションとしては16GBあれば十分でデータは本体メモリが足りなくなればSDメモリカードに置けばいいと思いました。SDメモリカードの形状はマイクロSDとなります。

iPhone5とのテザリング 

先日話題にしたiPhone5とのテザリングですが、問題なく使用できました。WiFiとBluetoothともに問題なく接続できます。また、SurfaceにはUSB端子がありますので、ここにiPhone5を接続すれば充電しながら使うことができます。(^_^;)残念ながらUSB接続のモデムとして使用することはできませんでした。

店頭での反応

私が買ったのはビックカメラ藤沢店でした。他に見に行ったお店としてはヤマダ電機大船店です。どちらも店員さんにお話を聞いたところ「思った以上に売れている。」とのことでした。特に発売日はTouch coverのセットモデルは売り切れになってしまうほどとのことでした。私もよく見ていると結構買われていく方がおられました。

決め手はOffice

やはり、決め手はOfficeを標準搭載していることのようです。タブレットで何がしたいか?というと、Webが見られてメールが使えてOfficeが使えればそれでいいという方が結構おられるとのことです。Windowsと名前がつくのでWindowsのアプリケーションがすべて動くという誤解をされないように説明にはかなり気を使っているとのことですが、Windowsストアアプリしか使えないことを説明してもそれで問題がないということを結構言われるようです。むしろ、マイクロソフトのOfficeが使えるタブレットであるということが重要視されるケースも多いとのことです。

手放せない一台に

私もいろいろと購入に関しては悩みましたが、買ってよかったと思います。タブレットとして気軽に使えることに加えて、Officeが使えてもちろんSkyDriveと連携できるのでWindowsマシンと連携して使えます。先日も書きましたようにWordを使ってブログも書けますのでかなり便利に使っています。実はこの記事もSurfaceで書いています。マイクロソフト関連の勉強会に行くとSurfaceを使ってPowerPointを使ってセッションを行う方もおり、「Visual Studio以外のことはすべてSurfaceでOK」と言われるくらいでノートパソコンにとって代わってしまうのではないかという錯覚さえしてしまいます。

 これは手放せない一台になりそうです。

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