1月16日開催、第38回「朝カフェ」は、永井の「ビジネスパーソンの出版戦略」をお話しさせていただきました #asacafestudy
昨日2013/1/16の朝カフェは、私・永井より「ビジネスパーソンの出版戦略」をお話しさせていただきました。
既に大木さん、小川さんのブログでも紹介いただいています。ありがとうございます。
実はこのテーマで朝カフェでお話しさせていただくのは、今回で4回目です。
2010/04/14 『電子書籍時代のビジネスパーソン出版戦略』
2011/04/13 『「バリュープロポジション戦略50の作法」の作り方』
2011/12/14 『会社員しかできない本の執筆術』
毎回新しい学びを取り入れて内容をバージョンアップしてきています。
「ビジネスパーソンが仕事の学びを発信し続けることで、社会はより発展していく」という想いで、このようなお話しを続けさせていただいています。
私は今の勤務先に28年前に新卒入社した普通の会社員です。勤務先では普通に中間管理職をしています。
その一方で2008年の自費出版から始めて、これまで8冊の本を出版して参りました。
元々は、2006年に"Give Back活動"、つまり諸先輩方から学んできたことを社会にお返ししようと思ってブログを書き始めたのがきっかけです。その後、なかなか本を出版する機会に恵まれず自費出版したり、自費出版の本がきっかけで出版社様からお声がけをいただいたり、また自費出版したり....ということをしながら現在に至っています。
出版することで、メディアに掲載いただいたり、講演の機会をいただいたり、....とご縁も広がりました。
また出版して新しい本が自宅に届くのは、これはもう無条件に感激するものです。
一方で改めてふり返ってみると、このようにして自分がチャレンジしてきたのは、実はビジネスパーソン共通の悩みなのではないか、と思います。
先日のブログ『「ビジネスパーソン2.0」という考え方』でも書かせていただいたように、ビジネスパーソンのあり方が変わってきているからです。
時代が「会社=自分」ではなくなって、自分としていかに生きるかを模索していたのですね。
一方で、ビジネスパーソンは「執筆にかけられる時間」「文章力」「ストーリー構想力」では、絶対にプロの作家にかないません。
しかし一方で、プロの作家がどうしてもビジネスパーソンにかなわないことがあります。
それは「ビジネスの経験」です。
そしてここで問われるべきは、「自分は、読者に高い価値を届けられるビジネスパーソンか?」ということ。
そして次の5つの力を付けることができれば、ビジネスパーソンも本を書けると思うのです。
1.ビジネス力
沢山の学びが隠れている日々の仕事を、いかに抽象化するかがカギです
2.文章力
不特定多数に向けて文章を書く力。この力を付けるにはブログが最適です。
3.構想力
一方でブログを完璧にかける文章力があっても本は書けません。3000文字のブログと10万文字の本は違います。だから10万文字分のコンテンツを組み立てられる構想力も大事。
4.出版力学の理解力
出版社や編集者がどのように判断して行動しているのかを理解する力も大切です。
5.タイムマネジメント力
多忙な中でいかに執筆する時間を捻出するか?実際にはビジネスの基礎力でもあります。
経験から多くを学んだビジネスパーソンであれば、これらを身につければ、出版は可能です。
より多くの人が本を書けば、よりよい社会が生まれると思います。今回は朝カフェで4回目のお話しでしたが、日々学びを取り込んでバージョンアップしておりますので、また将来、新しいお話しができればと思っております。
Twitterでも多くの方々からコメントをいただきました。ありがとうございました。
次回、2013年2月20日の朝カフェは、松山真之助さんに「会社の仕事をしながら、自分ブランドをいかに確立するか」というテーマでお話しをいただきます。
今回のビジネスパーソン2.0とも通じる話ですので、とても楽しみです。
引き続き、よろしくお願いいたします。