森崎修司の「どうやってはかるの?」:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 森崎修司の「どうやってはかるの?」

計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

「手法」カテゴリーの投稿

不特定多数のテストエンジニアをネットで募集し、発見バグに応じた報酬を払うソフトウェアテストのクラウドソーシングサービスとしてuTestがある。サービスは登録ユーザとテストをしてほしい委託者を結びつける...

日経ITproでいくつか記事になっている(こことかここ)が、もう少し取り上げられてもよいように思う。どの部分が特に成功し、それはなぜだったかという話も含め、今後もっと取り上げてほしい。まずは、成功を褒...

どのようなものを想像されるだろうか?(主に)単体テストを自動化するためのフレームワークxUnit(xにはプログラミング言語の名前に関連した文字が入る)がある。データベース用にDBUnitというフレーム...

普段、仕事で開発に携わっている方との雑談の中で、共通して5, 6回出てきた話。分野や業態がかなり異なっていながら共通している話だったので意外だった。ソフトウェア開発プロセスというと、だいたい手順を部門...

ソフトウェアやシステム開発プロジェクトを進めていく間に様々な調整が必要になる。小さなものだとメンバ同士の調整からはじまり、パートナ、顧客との間で相互にメリットを作りながらの調整が必要になる場合もある。...

両者ともソフトウェア開発中の変更を容易にするための手法だ。両者の概要は以下の通り。両者を同時に使える場合もあるがその割合は低いだろう。 テストファーストコーディングよりも先にテストコードを開発する。テ...

@IT MONOistの記事「トヨタが気前よくカイゼンを教える本当の理由」を読んだ。「ものづくり経営サミット」での東京大学ものづくり経営研究センター センター長 藤本隆宏教授のご講演が中心になっている...

一部のプロジェクト会計に工事進行基準が導入されることに伴い、見積り根拠やエビデンスの記録、承認の記録が求められる機会が増えることが予想される。見積りの精緻化は進行基準適用と同時にすぐに求められるもので...

ハードウェアの設計において、FMEA(Failure Mode Effect Analysis: 故障モード影響解析)はかなり浸透しているそうだ。FMEAは誤解を恐れず簡素化すると優先順位つき、部位別...

今年3月くらいに、businessweekのアップルの設計プロセスの記事を読んだ。オルタナティブブロガの松尾氏のエントリ(Appleのデザインプロセスの秘密)経由だったと思う。記事にある「Paired...

エンピリカル(empirical)って何ですか?という質問をいただくことが増えてきた。エンピリカルソフトウェア工学に関する質問に対しては「技術や手法を開発するだけでなく、実際の開発にあてはめ、技術や手...

Googleのコードレビューのプロセス、ツールの紹介がここ(Youtube)にある。55分と長いのでなかなか全部をみる時間がなかったが、休日に時間がとれたので観た。このエントリはそのときのメモだ。 G...

広く知ってもらうという意味で記事になることは重要だと思う。でも、もしかすると記事になって一番ありがたいことは、自身の説明で足りない部分が補足されているのをみれたり、より簡潔に書いたものをみることができ...

Design by contractはソフトウェアの機能や関数/メソッドの事前条件、事後条件、いかなる場合でも不変である状態(条件)、を明らかにし、文書化する手法だ。機能や関数/メソッドが想定している...

分析手法をソフトウェアとして実装した。分析ソフトウェアのコア部分は日本ユニシスさんと共同で開発し、日本ユニシスさんMiningPro21開発チーム、奈良先端大の私たちのチームで、それぞれの分野用に検証...

ロイターズのWebをみることはそれほど多くないが、ふらっとみてみたらIntelの製品ラインについてかかれている記事(インテル、極小プロセッサで成熟市場でも新たなチャンス)をみつけた。 上述の記事以外に...

設計ドキュメントやソースコードのレビューの読み方をリーディングテクニックと呼ぶ。文献[ http://portal.acm.org/citation.cfm?id=342905]では既発表のリーディン...

今日(2/18)、アスキーから「ソフトウェア開発におけるエンピリカルアプローチ」という本が発売になった。全部で8章から構成され、私は5章のEPM Pro*、8章で相関ルール分析によるリポジトリ分析(N...

休日、梅田の紀伊国屋にふらっと立ち寄ったら「ソフトウェアエンジニアリングの実践」という本が置いてあり手にとってみた。本屋で見たのははじめだった。IPAソフトウェアエンジニアリングセンターの3本柱の1つ...

ソフトウェア開発でのレビューといえばソフトウェアに含まれる不具合や矛盾を早期に発見しようとする作業やその承認作業をさす。ソフトウェアに含まれる不具合や矛盾は早い段階で修正されればされるほど、その修正に...

機器、システム、ソフトウェア開発のプロジェクト計画を立てるときに最も頼りになるものの1つはそれまでの経験だろう。しかしながら「根拠は経験です」とだけ言い切るのもなかなかに難しいところだ。では他に頼りに...

ご覧になった方も多いと思うが、10月28日13時のasahi.comの記事に首都圏改札機に関する事象の詳細が書かれている(「1文字分のミスで大トラブルに 首都圏改札機トラブル」)。この記事の内容を信じ...

テストにも設計と実装に対応する部分が当然ある。テスト観点に着目したテスト設計の手法を島津製作所の吉澤氏と電通大の西先生から適用事例を中心に伺った。資料はJaSST '07Kansaiにあるので参照いた...

コーディング、テストにおいて、バグを見つけたら修正して修正箇所の確認と想定できる範囲内の回帰テストを実施するのが普通だろう。修正箇所が1箇所だと言い切ることができれば問題はあまりないが、他にもあるかも...

設計ドキュメントのレビューの効率や効果を測りたいが、どうやってはかればよいかわからない。という質問を受ける。最初はレビュー指摘件数やドキュメント量で指摘数を割り算したレビュー密度として定量化するのが一...

プログラムの機能やふるまいをかえずに、読みやすくしたり、共通化部分を集約したり、修正が容易になるようにソフトウェアを変更することをリファクタリングと呼びます。拡張、改変に伴う改版(リリース)を多く重ね...

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プロフィール

森崎修司

森崎修司

ソフトウェア開発に携わる方に気づきを提供することを目指し、ソフトウェア開発の定量化/効率化/高品質化の動向を国内・海外、実務・研究から多面的に紹介し、研究者の視点、自身の業務経験をふまえた視点から考察します。現在、名古屋大学 大学院情報科学研究科 准教授。

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