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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

書籍「ソフトウェア開発におけるエンピリカルアプローチ」

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今日(2/18)、アスキーから「ソフトウェア開発におけるエンピリカルアプローチ」という本が発売になった。全部で8章から構成され、私は5章のEPM Pro*、8章で相関ルール分析によるリポジトリ分析(NEEDLE)を執筆した。

同書は、1, 2章でエンピリカルアプローチに関する説明を、以降の章では具体的なエンピリカル手法を例を付して挙げている。記載されているエンピリカル手法は以下のとおり(タイムラグにより最近の成果で記載されていないものもある)。

  • 開発対象の規模遷移や不具合の対応状況から開発の状況の一部を可視化し、リスク予測に役立てるEPM(Empirical Project Monitor)やEPM Pro*による可視化例を掲載している。
  • ソースコード中に分布する類似コードを検出し、保守や変更時に役立てることを目的としたコードクローン分析
  • プロジェクト特性データ上での類似プロジェクトをさがし、見積りの参考とすることを目的としたEASE CF法(Magi)
  • エンピリカルデータに含まれる規則性や傾向を抽出し、改善のきっかけや見積りの参考とするEASE NEEDLE法
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