森崎修司の「どうやってはかるの?」:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 森崎修司の「どうやってはかるの?」

計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

「コスト」カテゴリーの投稿

個品のエンタープライズシステムの仕様を他の発注者と共通化して、コストを下げようという話は、現れては消えてしまうという循環を繰り返しているのではないだろうか。委託/受託開発であり、仕様の一部を共通化する...

情報システムを作るために必要となった費用を積み上げて対価にするのではなく、それ以外(たとえば、情報システムが生み出した価値)も考慮にいれて対価を決めようとするのがパフォーマンスベース契約。報告書は20...

去年4月に経産省から「情報システムのパフォーマンスベース契約に関する研究」という報告書が公開された。情報システムが生み出す価値やベンダが提供するサービスに対する価値で値付けする方法や事例が報告されてい...

一部のプロジェクト会計に工事進行基準が導入されることに伴い、見積り根拠やエビデンスの記録、承認の記録が求められる機会が増えることが予想される。見積りの精緻化は進行基準適用と同時にすぐに求められるもので...

2008/5/30のasahi.comの記事「コンビニATMが死角 三菱UFJ障害」で詳細が伝えられていた。本エントリの表題はその末尾に記されたセブン銀行の安斎社長の発言だ。記事ではこの発言を「ジレン...

2007年秋のJAL, JASの情報システムの完全統合の際の話だそうだ。詳細はこちら。過去にあまり実績のないソフトウェア/システム、実績のない規模のものを見積る際に、サブシステムやサブプロジェクト単位...

去年1年くらい(2007年)で昔の仕事仲間や大学のときの知人からプライベートな場で何件か相談を受けた。デグレードしないように改変したいという点で、内容はどれも似通っている(デグレードについてはここに書...

このままでは、ソフトウェア開発プロジェクトを継続しても採算がとれない。あるいは、この時期に商品を出しても開発に見合う売り上げや利益を得られない。そのような判断のもと、プロジェクト活動を当初の目的を達成...

物理的な劣化のないソフトウェアには一見必要のなさそうなライフサイクルマネージメントが実際には必要ではないかと思う。ソフトウェアの規模が大きくなり、まったくの新規開発プロジェクトはほとんどなくなった。派...

長期にわたる保守を前提としたソフトウェアを開発していく場合、保守性(拡張性)、信頼性のトレードオフが問題となる。保守性は長期的、信頼性は短期的な観点だといえるだろう。たとえば、プロダクトラインであった...

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プロフィール

森崎修司

森崎修司

ソフトウェア開発に携わる方に気づきを提供することを目指し、ソフトウェア開発の定量化/効率化/高品質化の動向を国内・海外、実務・研究から多面的に紹介し、研究者の視点、自身の業務経験をふまえた視点から考察します。現在、名古屋大学 大学院情報科学研究科 准教授。

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