森崎修司の「どうやってはかるの?」:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 森崎修司の「どうやってはかるの?」

計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

「ソフトウェア開発全般」カテゴリーの投稿

他人が他に正解はなく自身を正当化しようとするところを見たことは誰にでもあるのではないでしょうか。また、知らず知らずのうちに自分がそうなっていることもあるかもしれません。 本ブログはソフトウェア開発に関...

@aribe氏のtweetで知った内容(@kawaguti氏のretweet経由)。任天堂の2010年第2四半期の決算説明会のwebに説明会での質疑が公開されている。 多くの質問は、これからどのように...

Journal of Software Maintenance and Evolutionに掲載のReducing the risk of requirements volatility: findi...

ソースコードの変数名、メソッド名、設計ドキュメントのサブシステム名として「こだわってつけてるなぁ」という名前は、時間をかけて作成することができた部分であり、その周辺もきちんと作りこまれている。逆に名前...

立ち話の途中で上司に「ギーク・スーツの育成メカニズム(NRIのサイトで公開されている)」のことを教えてもらった。 他国でのIT技術とビジネスの関係を調査、報告している。日本には「ギーク・スーツ」の育成...

コンテキストとは直訳すると文脈。本エントリでは開発の前提や事情を示す。結果や状況は必ず、コンテキストと対にして考える。前提や事情を示すことで、結果や状況の共通認識を得やすくすることを目指している。コン...

Velocity 2010の講演In the Belly of the Whale: Operations at Twitterで紹介されているTwitterの「Darkmode」。講演のビデオはここ...

制約の設計力 2010/05/11
ソフトウェア/システム/サービスを何らかの形で提供する場合、他のソフトウェア/システム/サービスとの境界を設ける必要がある。人とシステムの境界であったり、システムと他のシステムとの境界であったりする。...

現時点では、クラウドの話の多くは「所有ではなく利用へ」という感が強いが、このあたりに一定の理解ができると、次の焦点や競争は、ディプロイメントの速さに移行するのではないだろうか。 現在、多くのクラウド提...

ここでのScalingは大規模対応する、必要に応じて拡張(縮小)させるくらいの意味になるだろう。 Twitterはこれまでとは異なるコミュニケーション手段等と利用面でもてはやされているが技術面でも学ぶ...

Twitterは文字数の制限で、挨拶、気配り、「本来ならば・・だけれども~」的表現をする必要がない(現実にはその文字数がないだけで、気持ちではそうしている)ように思う。「文字数の制約があるからだろうな...

TDDに関する報告(論文)を読まなければならないと思いながら、読めていなかった。日曜日にその機会があったので読んだついでにメモっておくことにした。たまたま、月曜日にTwitter上でTDDに関する議論...

Twitterが広く受け入れられる理由のいくつかを次のように考えている。 読む(みる)立場からみにいくと何か新しい内容があるという高い更新頻度 「みているかもしれない」程度のゆるい情報共有が前提 書く...

個品のエンタープライズシステムの仕様を他の発注者と共通化して、コストを下げようという話は、現れては消えてしまうという循環を繰り返しているのではないだろうか。委託/受託開発であり、仕様の一部を共通化する...

「クラウドコンピューティング」はもともと包括的な概念をあらわす単語であり、ネットワークでつながった計算機リソースを使うという馴染みのある技術を指している場合もあれば、実現技術として安価で信頼性の低い計...

Alex Eagle氏、Jeremie Lenfant-Engelmann氏(2人ともGoogleの所属だそうだ)がJVM Language Summitで発表されたプログラミング言語Noopの説明を...

冗長化にうるさい、ある友人との雑談で出てきた話。JALのプレスリリース(去年6月)に掲載されているが、計4基のエンジンがある飛行機で、化石燃料のエンジン3基とバイオ燃料のエンジン1基として、飛行試験を...

インタビュー記事でNTTデータ山下社長の話の中に出てくる「眠らない会社」(日経ITpro)。海外の拠点との時差を利用して、海外とのメンバで同一のソフトウェアを常に開発し続けるというものだ。Follow...

日経ITProのアンケート結果がここに掲載されている。アンケート回答者として事前に登録されたモニタの方1100人がWeb上で答えたアンケートの集計結果だそうだ。好きなプログラミング言語として、C/C+...

Gearsをインストールして英語版(英語版というところが大事)のGoogle Readerで画面右上の緑のアイコンをクリックする。すると2000件を上限にローカルキャッシュにフィードの内容をダウンロー...

「ベンダは常にどう実現するかという視点で考えているが、ユーザにとっては次の点が気になる。 作られたシステムを使ってどのような付加価値をつけるか システムが人間系の中でどのように位置づけられるか 」 ユ...

もうだいぶ前になってしまうが、ユービキタス(ubiquitous)、パーベイシヴ(pervasive)という単語を使って将来の情報技術のあり方や予想を語っている時期があった。それが現実化しつつあるのか...

ピーク時6000人、11万人月のプロジェクト。ITmedia エグゼクティブで、三菱東京UFJのシステム統合プロジェクトでの取組みが紹介されている。前半と後半の2回に分かれている。 ここ(本ブログの過...

去年末の予定だったBABOK(Business Analysis Body of Knowledge)2.0のリリース予定日がIIBAのWebページで告知されている。(去年はここに「2008年末予定」...

マスコミに属する記者の方の意見として「本当のことを言う」という記事が日経ITProにある。マスコミへの批判のこと、テレビ番組の質の低下、米国人ジャーナリストが語る本当のことを言えない環境を作ってしまう...

表題はガートナーのWeb(プレスのページ)に掲載されているアナリストの予測。1つのプロセッサの中に複数のコアを収容していく技術はどんどん発達し、1つのプロセッサ(ソケットに装着される物理的なもの)のコ...

ネットワーク機器の仮想化をあまり考えたことがなかったが、techtargetの記事を読んで現実のものとなりつつあることを知った。運用開始後のスケーラビリティの向上、冗長化が容易になることが期待できそう...

昔の同僚やその友人などの間で意見が割れて、盛り上がった話。あまり使ったことがないサブシステム(ハードウェア、ミドルウェア、DB)を使った開発の場合、限界性能での挙動、エラー処理、ダウンの仕方、復帰方法...

新人SEによくある失敗として、次のような条件を満たす情報を、望まれていないのに話し続けてしまうということがないだろうか。自分(新人SE)が得意とする分野、顧客にとっては(タイミング的に)必要ではなく、...

他人の書いたソースコードをみて学べという話はよく聞くが、他人の書いた設計書等をみながら日本語の書き方を学べ、という話はそれほど多くは聞かない。ただ、曖昧な表現をするなという話を聞いたことがない方はいら...

去年4月に経産省から「情報システムのパフォーマンスベース契約に関する研究」という報告書が公開された。情報システムが生み出す価値やベンダが提供するサービスに対する価値で値付けする方法や事例が報告されてい...

平鍋氏のエントリで紹介されていた書籍「JUDEで学ぶシステムデザイン」を読んだ。開発(設計)支援ツールJUDEの公式ガイドブックだ。公式ガイドブックの趣旨のとおりJUDEの機能に関する記述がメインだが...

日経ITproでいくつか記事になっている(こことかここ)が、もう少し取り上げられてもよいように思う。どの部分が特に成功し、それはなぜだったかという話も含め、今後もっと取り上げてほしい。まずは、成功を褒...

プロジェクトの作業を段階的に詳細化し記述するWBS(Work Breakdown Structure)。その末端の作業(リーフノード)の予定工数を8人時以上80人時以下にするとよい、という話を聞いて自...

ソフトウェア開発に関する翻訳記事(Webの記事)を見て「なんとなく違うなぁ」と思うことはないだろうか?私はたまにある。そのときに追加してあるといいのになぁと思うことがある。それは、その国の事情やその国...

少し前に、うまくいっている自動化を拝見して感じた。ソフトウェア開発プロセスの一部をうまく自動化(ツール化)しているのをみるとグッとくる。具体的には、やるべきことがあり、その手順が明確に定義されていて、...

ソフトウェア開発に造詣が深く、ソフトウェア開発企業の元経営者の方と昼食時にちょっと出た内容。国際標準化を通じて海外にソフトウェアを売ろうとするというのはスジがよく、もっと大々的に取り組む価値があるので...

一方は「かたいことは言わずにぎりぎりまで作れる」もう一方は「事前に合意した基準を守り、あらかじめ合格しておかなければならない」だ。サービスプロバイダにはこれまでもあった話だが、その局所的な動きが広くI...

「これは発注したシステムとは到底言えない」「話が違う」といったシステム・ソフトウェアの受発注の問題がとてもこじれると裁判で決着ということになる。しかしながら、裁判には時間、コストがかかる等の理由から、...

@IT MONOistの記事「トヨタが気前よくカイゼンを教える本当の理由」を読んだ。「ものづくり経営サミット」での東京大学ものづくり経営研究センター センター長 藤本隆宏教授のご講演が中心になっている...

ESEMシンポジウム参加と合わせて、ドイツのフラウンホーファ実験的ソフトウェア工学研究所(IESE)のTesting Inspection部門の責任者を訪問し、先方のレビューに関する活動と私が担当して...

表題は、東京証券取引所の次世代取引システムの開発での取組み内容を東証の鈴木CIOが紹介されている論文(出典は後述)のタイトルだ。論文では、証券取引所をとりまく状況を4つ挙げている。そのうちの1つとして...

2008/5/30のasahi.comの記事「コンビニATMが死角 三菱UFJ障害」で詳細が伝えられていた。本エントリの表題はその末尾に記されたセブン銀行の安斎社長の発言だ。記事ではこの発言を「ジレン...

2007年秋のJAL, JASの情報システムの完全統合の際の話だそうだ。詳細はこちら。過去にあまり実績のないソフトウェア/システム、実績のない規模のものを見積る際に、サブシステムやサブプロジェクト単位...

ネットエージェントさんが主催するリバースエンジニアリングチャレンジ2008というイベントが9/20に開始され、9/23に終了する。詳細はこちら。4個の設問があり、1問目から順番に全部正解するのにかかっ...

ITProの特集でプロジェクトマネージャのアンチパターンについての特集(プロジェクト・マネージャの「やってはいけない」)がある。アンチパターンとは、ある程度分類/体系化されたべからず集のことを指す。 ...

ここでの「アフォーダンス」はモノ自体が備えている使われ方のわかりやすさを指す。「直感的」という表現が近いように思う。書籍「誰のためのデザイン?」でNorman氏が定義している。同書籍の冒頭で、一見押せ...

AmazonのXMLDB, GREEのMySQLの運用、GoogleのBigtable等、ストレージ/ネットワークまわりのインフラはまだまだ競争領域といえるようだ。私自身、それらの文書を興味深く読んで...

ここ10か月程度、月1回~2回くらいのペースで講演に招いていただいている。カンファレンスの1コマ、企業の中の特定コミュニティむけ、特定の拠点むけのもの等様々であり、参加いただいた方も10数名~350名...

今年3月くらいに、businessweekのアップルの設計プロセスの記事を読んだ。オルタナティブブロガの松尾氏のエントリ(Appleのデザインプロセスの秘密)経由だったと思う。記事にある「Paired...

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