永井孝尚のMM21:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 永井孝尚のMM21

マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

« 2010年12月28日

2010年12月29日の投稿

2010年12月30日 »

ほんの数年前、Web 2.0という言葉がまだなかった頃、プロモーションの一環で講演やセミナーを行う際、会場では資料を配らない、という方針の人が結構いました。

そんな人に理由を聞いてみると、「資料が欲しい人には、別途、直接会ってお話しして提案に繋げたい」

これは、当時はそれなりに有効だったように思います。

インターネットはそれなりに普及していましたが、ブログ等もなく、お客様も、リアルな場での情報収集に余念がありませんでした。

企業側の立場では、そこに来ていたお客様をいかに逃さないか、がカギでした。

 

さて現在、この流れが少し変わっているように思います。

ループスの斉藤さんはじめ、様々な方々が、ブログやネットで貴重な情報(それも、以前はリサーチ会社などから買うとかなりの料金になりそうなレポート)を惜しげもなく公開しておられます。

情報は減るものではなく共有することで価値が増える性質を持っています。

Web 2.0の様々な技術が、このような情報の流れをより円滑にしています。

だから、よい情報を出し続けると、もっと話しを聞きたいと思う人から問い合せが来ますし、出し続けることでブランディングにも繋がっていきます。

実際、以前、斉藤さんのお話しを伺ったところ、斉藤さんのブログをご覧になってファンになった多くの会社が、指名で斉藤さんの会社に仕事を発注するようになっているとのことでした。

価格競争からも解放されたとのこと。

情報を広めることで、さらに他の人のアイディアも得られて、質も向上していきます。

しかも、このような情報を無償で公開し多くの方々に使用していただくことで、世の中はさらによくなっていきます。

 

「情報を公開してしまうと、何も残らないのではないか?」と聞かれることがあります。

しかし、実はそういうことはありません。

ネットで公開するプレゼン資料だけで伝えられることには限界があるからです。

例えば、一昨日に公開した『人前で話すのが苦手な日本人のためのプレゼンの心得』というプレゼン資料。

既に2日間で200名の方に当プレゼン資料(計43ページ)をご覧いただいています。

しかし、実際の講演では1時間40分のお話しをしています。

この講演では、このプレゼン資料に書いている10倍以上の情報をお話ししています。

実際には、Q&Aなどがあればもっと深い情報をお話しすることになります。

 

ですので、いい情報を持っていれば、どんどん情報をネットに出すとよいのではないか、と思っております。

 

nagai

« 2010年12月28日

2010年12月29日の投稿

2010年12月30日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

永井孝尚

永井孝尚

オフィス永井代表。 著書「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ(中経出版)、他。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
mm21
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ