永井孝尚のMM21:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 永井孝尚のMM21

マーケティングとは? グローバル化とは? ライフワークとは? 一緒に考えてみましょう

« 2007年8月9日

2007年8月10日の投稿

2007年8月11日 »

8月7日のエントリー「懐かしい日本の原風景と、赤とんぼ」に、童謡「赤とんぼ」の歌詞を掲載いたしましたが、ある方から、「作詞者が没してから50年が経過していないので、著作権保護の対象である」とご指摘をいただきました。

「赤とんぼ」が発表されたのは1921年で86年前ですが、確かにご指摘の通り、作詞者の三木露風氏が亡くなられたのは43年前の1964年12月29日です。

著作権は、作者の没後50年間まで保護されることになっています。

従って、まだ著作権保護の対象になっている、ということですね。

86年前発表の歌なので、著作権保護の対象外と思い込んでいましたが、私のミスでした。

元のエントリーからは、赤とんぼの歌詞を削除の上、再掲させていただきました。

ご指摘を下さった方に感謝申し上げるとともに、ご迷惑をおかけした方々に深くお詫び申し上げます。

nagai

**** 8/7のエントリーですが、一部に不適切な部分がありましたので、一旦削除の上、再掲しています。詳しくはこちらをご覧下さい ****

今朝の通勤電車で見た車内広告です。

昭和30年代初期の頃を描いたと思われる素朴な絵で、店にある白黒の街頭テレビに、浴衣姿の子供達が集まってテレビを熱心に見ています。

絵に重なって、次のメッセージが書かれています。

「気がつけば、大きなテレビをひとりで見る国になっていた」

これは、介護付高齢者住宅 ヒルデモアの電車内広告です。

ヒルデモアの広告は、古きよき日本を描いた素朴で懐かしい絵と、その頃を現代の視点で思い出すメッセージが重なっていて、いつもジーンときます。

マーケティング的に言うと、ターゲットセグメントとして、恐らく高齢者住宅への入居を考えている50代後半から60代を対象としているのでしょうね。

ちなみに、私はまだ40代で高齢者住宅を検討すること自体まだまだ当分先ですが、この広告シリーズはいつも気になっています。ううむ、ターゲットに引っ掛かってしまっているのですね。

20代や30代前半の方がこの広告を見てどう思うか、興味あるところではあります。

ところで、この広告を見て、童謡の「赤とんぼ」を思い出しました。

山田耕筰作曲 三木露風作詞「赤とんぼ」の歌詞、恐らく日本人の誰でも知っていると思いますが、我々の年代でその歌詞の意味をご存知の方はどれだけいらっしゃるでしょうか?

 

(2007/8/10修正:まだ著作権が有効であるため、歌詞を削除しました)

 

素晴らしい詩なので、敢えて説明も不要かもしれませんが、少しだけ解説です。

 

1.「おわれて」は「追われて」ではなく、「背負われて」という意味。「自分が赤ちゃんの頃、家族に背負われて赤とんぼを見たのはいつだったか?」という意味ですね。

2.これも子供の頃の思い出。「桑の実を小籠に摘んだ古い記憶があるが、あれは現実だったのだろうか」という回想です。

3.「姐や」とは、子守娘のことだそうです。色々な解釈があるようですが、こちらの中に紹介されている解釈の一つである「と」解釈を読むと、非常に貧しかった当時の日本の現実に愕然とします。

4.このような思いを込めて改めて赤とんぼを見てみると、色々なことを感じますね。

 

ところで、私の知り合いが介護施設で高齢者向けリトミックを行った時のこと。「あかとんぼ」の合唱を始めた途端に、それまで積極的に参加しなかった何名かが、涙をポロポロ流しながら一緒に合唱したそうです。

大正時代後半に作られたこの歌詞の意味を考えると、懐かしく悲しい思い出が湧き上がってくるということでしょうか?

nagai

« 2007年8月9日

2007年8月10日の投稿

2007年8月11日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

永井孝尚

永井孝尚

オフィス永井代表。 著書「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズ(中経出版)、他。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
mm21
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ