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IBMでFORTRANを開発したジョン・バッカス氏が3/17に82歳で亡くなられたそうです。ニュースはこちら。
私が初めて接したコンピュータ言語がFORTRANで、大学の授業でプログラムを書きました。
バッカス氏はインタビューで、「自分の業績の多くが、怠け心から生まれた」と回想しているそうです。曰く、
「プログラム(=機械語)を書くのが好きじゃなかったから、プログラムを簡単に書けるシステムを考えた」
よいプログラマーに必要な資質は、怠け者であること、つまり反復作業を嫌がり省略して楽をする方法を考えることである、と言われていますが、バッカス氏はまさにそんな人だったようですね。
IBMには1991年まで在籍されていたそうです。ご冥福をお祈り致します。
新渡戸稲造は「武士道」で、「武士には二言はない」と言われる背景について、以下のように述べています。
---(以下、引用)---
真実と誠実なくしては、礼儀は茶番であり芝居である。....
虚言遁辞はともに卑怯と看做(みなさ)された。武士の高き社会的地位は、百姓町人よりも高き信実の標準を要求した。「武士の一言」と言えば、その言の真実性に対する十分な保障であった。武士は然諾(ぜんだく)を重んじ、その約束は一般に証書によらずして結ばれかつ履行せられた。証書を書くことは、彼の品位に適わしくないと考えられた。「二言」すなわち二枚舌をば、死によって償いたる多くの物語が伝わっている。
---(以上、引用)---
とは言え、フラット化した世界で変化が激しい世の中に生きる我々は、当初の約束をした前提条件が変わってしまうことにしばしば遭遇します。
既に前提条件が変わっても、当初の約束を果たさなければならないのか、これは大きな問題です。
たとえ前提条件が変わったとしても、その約束が果たされること望んでいる人達がいるのであれば、何としても果たす必要があるでしょう。
しかし、必ずしもそのようなことばかりではないように思います。他人に利害がないにも関わらず、「自分として納得がいかない」とか、「一度決めたことだから何としてもやりとげる」と思っている場合もあるのではないでしょうか?
このような思いは、これでとても大切だと思います。
一方で、「過ちては則ち改むるに憚(はばか)る事なかれ。」という言葉もあります。
人間誰しも間違える事はあります。また当初は正しいかったものでも、状況が変わってしまう場合もあります。
「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」という言葉もある通り、謙虚に過ちを認めて、あるいは当初の前提条件が変わったことを素直に認識し、改めて正しい方向を求めて成長することも必要なのではないでしょうか?
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