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やや古い記事ですが、「米空軍、F-22「ラプター」戦闘機の日付更新処理のバグを修正」というニュース。
記事によると、パイロットは飛行中に製造元のロッキード・マーチン社の技術者に直接の支援を求めて、搭載コンピューターのリブートも試みたそうです。
リブートしたコンピュータがどの機能を担当していたかは明記していませんが、空中給油機に航法支援を受けて帰還したとのことなので、恐らくリアルタイム性を求められない部分であったのだろうと思われます。尚、今回のバグは数時間以内に修正されたとのこと。
改めて、現在の飛行機や自動車がコンピュータそのものになっていることを教えてくれます。このこと自体、大きなリスクになりかねません。
世界がフラット化した現代、世界の各地で分散されて開発される組み込み系プログラム・コードをどのように管理するか、開発プロジェクト全体のリスクをどのようにマネージメントするか、等は、大きな課題ですね。
今日は、数年前に修了した多摩大学・大学院の同窓会の総会がありました。
この総会で、私が在学当時の研究科長で、私が大変お世話になった青山先生の退官のスピーチがありました。
ご自身の小学校の時の思い出に始まり、中学、高校、大学、留学先のお話しが続き、研究科長当時の思い出をされた際に、三好達治の詩集「艸(くさ)千里」の「汝(なれ)の薪(まき)を運べ」を朗読されました。
在学中、先生がよくこの詩を私達に語ってくださったことが思い出され、当時、仕事の合間をぬって睡眠時間を削りながら勉強を続けつつ、先生と大学院を盛り上げようとしていたあの頃のことが、先生の朗読で鮮やかに思い出されました。
この詩の一部分を引用します。
---(以下、引用)---
春逝(ゆ)き
夏去り
今は秋 その秋のはやく半ばを過ぎたるかな
耳かたむけよ
耳かたむけよ
近づくものの声はあり
(中略)
やがて雪ふらむ
汝(なれ)の国に雪ふらむ
きびしき冬の日のためには
炉(ろ)をきれ 竈(かまど)をきづけ
孤独なる 孤独なる 汝の住処(すみか)を用意せよ薪をはこべ
ああ汝
汝の薪をはこべ日はなほしばし野の末に
ものの花さくいまは秋
その秋の林にいたり
汝の薪をとりいれよ
ああ汝 汝の冬の用意をせよ---(以上、引用)---
ちなみに、この詩が書かれた昭和14年当時、三好達治は39歳だったそうです。
社会人大学院生として、先生のお話しを学び舎で聞いていたあの頃、一生懸命、薪を運んでいたように思います。
今日、数年ぶりにこの詩の朗読を拝聴し、改めてその意味がより深く分かるような気がします。
今、私は薪を運んでいるのか、改めて自問しています。
青山先生、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
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