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人間として生まれてきた以上、やはり幸せに生きていきたいですね。
でも、幸せに生きることは、なかなか難しいと思います。(「そもそも、幸せって何?」という議論もありますが、ここでは「幸せとは、各自が大切に思う幸せ」と定義するにとどめておきます)
幸せは、待っていてもなかなか得ることが出来ません。
幸せというのは、色々な試練を経て、勝ち取るものなのではないでしょうか?
また、そうやって勝ち取った幸せも、それを維持させるのはさらに難しいと思います。
「人間は幸せになる権利を持っている」と言われますが、このように考えると、どうもそれだけではなさそうです。
たった一度きりの、宇宙の時間から見れば瞬きにもならないような、とても短い人生です。
「自分が幸せになるのは、義務である」と考え、その幸せを獲得するように自分に正直に生きることが、より充実した人生を過ごすことに繋がるように思いますが、いかがでしょうか?
1月27日の日経プラスワンの連載「私のビジネステク キシリトールを広める」で、業界を超えたコラボレーションの具体的な例をダニスコジャパン・マーケティング・ディレクター藤田康人さんが書かれています。
藤田さんは、キシリトールを日本に広めた方です。この連載は先々週も紹介しましたが、新市場を開拓するマーケティングの事例としてとても参考になります。以下、引用しながらコメントします。
菓子メーカーに売り込むだけだったら、(キシリトールの)ブームは起きなかったでしょう。
成功の一因は、企業を相手とする『B to B』(Business to Business)の関係から、消費者(Consumer)まで意識する『B to B to C』へマーケティングの対象を広げたことにあります
"B2B2C"はよく巷で言われますが、この記事では非常に具体的に書かれています。
支社を開設した当初『キシリトールは砂糖より高すぎる。高いガムは売れない』と菓子メーカーは乗り気じゃなかった。ならば、と流通に直接訴えたのです。....すると、流通の方から菓子メーカーに『作ってほしい』と言い出す。話が進み始めました。
現在、菓子メーカーにとって、流通は大きな発言力を持っています。ここに訴求したということですね。
また薬事法の絡みで食品であるキシリトール入りガムの効用は宣伝できません。そこは食品素材メーカーの出番。『日本フィンランドむし歯予防研究会』などを通じてシンポジウムを開き、キシリトールという物質の効用を消費者に訴えました。菓子メーカーにできないことを仕掛けたのです。
単にチャネルに働きかけただけではなく、お互いに出来ないことを補完するようにしたということですね。新市場を立ち上げる際の触媒としての役割が書かれています。
コンビニなどの店頭に一社ではなく複数社のガムが並んでいる方が宣伝効果は大きい。菓子メーカーではなかったからその『まとめ役』ができたわけです。
市場立ち上げ時には、競争相手に勝つよりも、市場のパイを市場参加者全員で大きくする方がメリットがあります。キシリトールの場合は、まさに商品の効能が全く知られていないゼロからの立ち上げだった訳で、全員が勝つWin-Win-Winの関係を構築できたということなのでしょう。
藤田さんは「(他業界でも)応用が可能」と記事を締めくくっておられますが、セグメントが限られた新市場を大きな市場に立ち上げる場合に、特に有効な方法だと思います。
例えば、ちょうど「顧客関係構築にITの活用を!」というニーズを普及させるところから始めた10年前のCRMは、同じストーリーになっています。
IT業界は、ITの様々な分野での新しい活用を常に提案し続けている業界である訳で、様々な応用が利きそうですね。
関連リンク:なぜ、歯医者が虫歯予防のCMに出るのか?
今日(と言っても、昨日になりましたが)、渋谷を通ったら、ハチ公前の広場に、1畳位のシートの上に小さい椅子を3個程並べて、「お話し聞きます(無料)」という立て看板を立てて、待っている男性がいました。
髪の毛をオレンジ色に染めた20代中頃の男性で、ニコニコ椅子に座って待っています。
通りすがりに一瞬見ただけだったのですが、お客さんはどんな人なのでしょうね。
中には、「嫁にいじめられている」というおばあさんや、「姑を何とかして欲しい」という奥さん、「部下が言うことを聞いてくれない」という会社の中間管理職もいるかもしれません。
しかし、渋谷と言う土地柄と、いまどきの若者といった風貌から、恐らく、「大人が誰も自分のことを分かってくれない」と悩んでいる10代の子供達には、いい相談相手になるのかもしれません。もしそうだとすれば、とても社会の役に立っている活動ですね。
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