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夏休みも終わったので、また馬車馬モードです(笑)。
休み中は、GoogleのYouTube買収という大きな事件がありましたね。もう時機を逸してしまったので独立エントリー書くのはやめておきますが、簡単にコメントしておくと、個人的にはYouTubeは「ゴリラ」ではなく「キング」だと思っているので(参照エントリー)、Googleが自力で同様のサービスを始めてYouTubeを凌駕することも全然可能だったと思います。ITインフラ・コスト上の優位性は圧倒的ですし。まあ、株価への好影響とtime-to-marketを優先したということでしょうね。内田隆平さんのブログ・エントリーにもあるように、セコイア・キャピタルの豪腕ぶりを評価というところでしょうか。米国のベンチャー企業(とそれを支えるVC)のほとんどはGoogleかYahooかMSNに買ってもらうことを目標にしているようですし。
さて、話は変わりますが、以前サーバ型放送について書いたエントリーで書こうと思って書き忘れた話。サーバ型放送のようにある時点では意味があったかもしれないしテクノロジー的にも優れていたかもしれないが、実装にもたついていたり、世の中の変化が激しすぎたりでターゲット市場のそのものがなくなってしまうパターンというのがたまにあります。良いたとえがないかと思って思い出したのが、車雑誌の昔の名車カタログの特集。スカイラインだったと思いますが、最上位モデルにはオートカセットチェンジャーというオプションがありました。数個のカセット・テープをジュークボックスのように自動的に掛け替えるテクノロジーです。確かにすばらしいテクノロジーではありますが、時はまさにCDが普及しつつあるタイミングであり、今では完全に黒歴史化してしまいました。
大昔、このブログでコンピュータ黒歴史のネタを振った時にに、もっとちゃんと分析しておけば良かったですが、黒歴史化するテクノロジーには以下のパターンがあると思います。
1.そもそもビジョンの段階でトンデモ
2.ビジョンはすばらしいが実装が貧弱過ぎ
3.ビジョンも実装も優れていたが市場がついてこれなかった(これは黒歴史ではなくて幻の名機と呼ばれるのかも)
4.ビジョンも実装もある時点では優れていたが、市場が別の方向に進んでしまった
ということで、サーバ型放送やオートカセットチェンジャーは4(別名、斜め上のテクノロジー)と分類できるのではと思います(サーバ型放送は失敗が確定したわけではないですが)。
さらに、こういう斜め上のテクノロジー候補としては、BDやHD-DVDなどの大容量メディアが相当する可能性もあるかなーと思っています。もちろん、短期的にはある程度は普及するのは確実ですが、長い目で見ると、ネットで配信すれば良いのになんでわざわざ苦労してこんなテクノロジーを開発したんだろうなんてことになってるかもしれません。BDにもリージョン・コードが付くようになった(日米は共通のリージョンですが)ことで、池田信夫氏のブログでも触れられている様にパッケージ配信からダウンロード配信への移行がさらに加速されるかもしれませんし。
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