| « 2012年4月21日 | 2012年4月25日の投稿 |
2012年4月27日 » |
ナレッジマネジメントという分野に長く携わっていると、“コミュニケーション”をなんとかしたい/良くしたい/改善したいという話に頻繁に出くわす。ところがこの“コミュニケーション”という言葉が曲者だ。あまり明確な定義が無いうえに、業種/業態/職種/業務によって必要な“コミュニケーション”は全く異なるからだ。
そういうときは、いったん目的とかゴールの設定に立ち戻って「コミュニケーションが良くなると何が良くなるのですか?」「コミュニケーションが活性化した組織になれた場合をイメージして日々のシーンを具体的に説明してください」といった質問を投げかけるのもナレッジコンサルとしての常とう手段だ。
さて、目的やゴールはこうした質問で明確化できるとしてもう一つの問題は、“コミュニケーション”の量や質の測定方法だ。施策の結果“コミュニケーション”が改善されたことを証明するためには、当然それを定量化しておいて前後で比較をする必要がある。これが難しい。結局、今までのところ一番良く使われるのはアンケートで、次が書き込みやメールの数といったものだった。
そんななか日経ITproの「「見える化」から「測る化」へ」という記事に最新の“コミュニケーション”の測定手法が載っていた。そこでは、プロジェクトメンバー150人が首から赤外線の送受信センサーを持つICカードを下げて仕事を行い“コミュニケーション”の量を測定したそうだ。日立製作所自身の持つICカード関連の技術を活用したそうだ。
ICカード同士が2~3メートル内で向き合うと、互いにID番号と認識時刻を送受信して内蔵メモリーに記録する(認識できなくなったときの時刻も記録)。これにより、誰と誰がどのくらいの時間、対面で会話したのかを測定
ちょっと凄いと思う。すでにこんなこともできるようになったのかと感心した。確か以前にIBMで研究所の所員のメール交換ログを分析してコミュニケーションを可視化するという研究があったがITの進展でさらに進んだ測定方法が出てきたということで、これで“コミュニケーション”の改善コンサルティングもまた一歩先に進めるようになるかもしれない。
| « 2012年4月21日 | 2012年4月25日の投稿 |
2012年4月27日 » |
- Blog/SNS(Intra)(43件)
- Blog/SNS(Net)(69件)
- EIP/WP(54件)
- Enterprise2.0(22件)
- ITコンサル/資格(20件)
- KM(82件)
- Mobile/PDA(42件)
- SBM(19件)
- Search(Intra)(33件)
- Search(Net)(33件)
- Wiki(10件)
- ○○症候群(6件)
- その他(41件)
- アプリケーション(2件)
- グループウェア(43件)
- コンサルティング(13件)
- システムインテグレーション(23件)
- セミナー・イベント(12件)
- ソーシャルメディア(95件)
- テクノロジー(44件)
- ネットコミュニケーション(1件)
- ネットコミュニケーション論(37件)
- ハードウェア(1件)
- ビジネス(2件)
- ベンダー評価(11件)
- ローテクKM(18件)
- 人生訓(19件)
- 企業内コンテンツ管理(8件)
- 動画/ストリーミング(8件)
- 実名ブログ(39件)
- 専門知識の無駄遣い(48件)
- 情報整理(31件)
- 書籍(12件)
- 社会(45件)
- 組織/風土(11件)
- 萌え興し/B級グルメ(20件)
- 調査/統計(83件)
オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命