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総務省が本日(平成21年7月13日)に「ブログ・SNSの経済効果に関する調査研究」の結果を公表した。この調査では現在のブログとSNSの収益構造をそれぞれ以下の5つの市場に分け、2008年度と2010年度の市場規模を推計している。
1)EC(イーコマース)市場
アフィリエイト経由で商品・サービスを販売することでサービス事業者と利用者が得る手数料等の報酬(成果報酬)
2)広告市場
ブログやSNSを媒体としてサービス事業者が得る広告収入で純広告、コンテンツマッチ広告、口コミ広告を合算したもの
3)サービス市場
有料版サービス提供によるサービス事業者の売上(含むアバター課金やアイテム課金)
4)出版市場
コンテンツの出版によってサービスの利用者(執筆者)が得る収益
5)ソフトウェア市場
構築用ソフトウェアやASPサービスの販売額
このうち1)と4)については、それぞれアフィリエイト経由での商品売上全体額と出版した書籍売上全体額が周辺関連市場になるとしている。
ここまでざっと読んで私がふと思ったのは、2)の広告市場にも広告を仲介する業者の手数料やブロガー等利用者自身が個人で受け取る分もありこれが周辺関連市場になるはずなのだがこれは調査結果概要のP1の表には記載されていない。漏れているのかあえて外したのかはよく判らない。
ただこの調査結果概要の収益構造の図では左のようになっているのでこの2)広告市場には周辺関連市場を含めたものだと捉えている可能性もある。
話を戻して公開された調査結果概要によると、
- 2008年度のブログ市場規模は約160億円。関連市場も含めると、約1961億円。
- ブログ市場ではEC(約43%)及び広告(約42%)の割合が高い。
- 2010年度のブログ市場規模は、約183億円。
- 2008年度のSNS市場規模は、約499 億円。関連市場も含めると、約568億円。
- SNS市場では広告(約55%)及びサービス(約42%)の割合が高い。
- 2010年度のSNS市場規模は、約717億円。
となっている。単体の市場と見るとSNSのほうが3倍ほどブログよりも大きく、今後(2010年度)までの伸びしろもブログ市場は約14%なのに対してSNS市場は約44%とかなり大きいということだ。
この調査と推計は以前に行った調査と同じようにクローラー調査とアンケート調査の併用調査の結果だそうだ。詳しい調査報告書は後日情報通信政策研究所のホームページに掲載されるそうだ。推計方法なども簡単に解説されているので興味にある人は見ておくと良いと思う。
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