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 当ブログでずっと行ってきたオルタナティブ・ブログとイザ!記者ブログの定点観測であるが、昨年10月以降はあまり目立った動きもなく分析結果もつまらないので記事にするのも控えてきたが、オルタナティブ・ブログのほうを久しぶりに記事にする。

 2008年1月以降のオルタナティブ・ブログでのブロガーやその投稿行動の推移は以下のようである。

20090205_1_2

 ここ3ヶ月の推移としてはアクティブブロガー率は、48.3%(10月)→47.2%(11月)→50.8%(12月)→45.1%(1月)と推移している。このところ50%を行ったり来たりだったが、2009年に入って急降下し2008年8月以来の最低値となった。ついに45%を切りそうな危機である。
 ただ、アクティブ・ブロガーの平均投稿数は9.69(10月)→10.05(11月)→9.26(12月)→9.49(1月)と昨年1年間を通じた平均に近く、2008年8月の平均投稿数9.08と比べても皆が投稿を控えたわけではない。
 ちなみにこれをオルタナティブ・ブログが始ってからの3年半の期間でまとめてグラフにすると以下のようになる。

20090205_2_2

 オルタナティブ・ブログは継続的にブロガーを増やしてはいるが、その実総投稿数は昨年頭くらいからはずっと頭打ちである。そして前述したようにアクティブブロガー率も一定である。ブログも普及期に入ってオルタナティブ・ブログでいきなりブログを始める人は減っている。ブロガーの囲い込みも起きている聞くし、その反面実名ブロガーにも低俗&低質で無責任な記事を乱発する人も増えているように感じるが、実は継続率や投稿数だけをみているとあまり大きな変化はない。

とても狭い範囲をテーマにしたブログが新登場

 さてそんなおりにオルタナティブ・ブログでとても興味深いブログが始まった。新たなエバンジェリストである砂金信一郎氏の「Azureの鼓動」というのががそれだが、これはとんでも無いブログだと思う。
 ブログを始めるにあたってあらかじめテーマを定めある程度はそれに従った記事を投稿するというスタイルは私の推奨するものだ。ブログには好きなコトを書けばよいとはよく言われるが、こと実名ブログの場合はパーソナルブランディングという面かから趣味や飯のネタに走りすぎないある程度ターゲットを絞った記事を書いた方が良いと思っている。

 ところがこの「Azureの鼓動」の場合副題に「クラウド戦役をZガンダム視点でわかりやすく解説するブログ」と書いてあり、さらには初回の書き出しが

クラウドコンピューティングブームで注目が集まるWindows Azureと対抗勢力との戦いを、Zガンダム視点でみなさんとともに戦い抜くブログをはじめます。

である。これはとんでもないことだ。
 だいたいクラウドという分野は昨今若干話題とはいえ所詮はニッチである。しかもそれを全てガンダム視点、いや失礼ガンダムの中でもZガンダム視点に絞って書くと言うのである。これはハッキリ言ってテーマが

狭すぎ!そしてネタ過ぎだろうw!

と思うのだ。いや別に誰がどんなブログを書こうとかまわないのだが、さすがにこのブログの行く末は心配している。1年戦争ならぬ1ヶ月戦争で終結してしまわぬことを願うばかりだ。エバンジェリストが敗戦すると言うことはそのままマイクロソフトのクラウドであるAzureの敗戦を意味するから事は重大だ。

 ということで砂金さん頑張ってください。そしてこちらでもよろしくお願いします。

yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

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