« 2009年1月7日

2009年1月8日の投稿

2009年1月9日 »

 正月休み明けにslideshareを巡回していたら、システム側からこれがお薦め!とRandy F.Price氏による「Pricepoints Lets Get Social」というパワーポイントを提示された。なるほどこれはソーシャルメディアについて纏めたなかなか出来の良いプレゼンテーションだ。 

Pricepoints Lets Get Social
View SlideShare presentation or Upload your own. (tags: social media)

 この資料の19ページと20ページに企業がソーシャルメディアを活用する4タイプのイメージ図とタイプ毎の成功事例がそれぞれ社内での利用、社外での利用にわけて例示されていた。もっともこの4つのタイプはRandy F.Priceさんのものではなく元はadvergirlというサイトでLeigh Householder氏が書いたものらしい(原文1原文2原文3原文4)。4つの図を見やすく加工したものを掲げ、Leigh Householder氏のもとの定義をざっと意訳したものを書いておく。

20090108_4


{オリジナルの図はRandy F.Price「Pricepoints Lets Get Social」より}

Type 1 コミュニティ型
 中央にハブとなるコミュニティを作ってそこに意見を集約してブランドを育てる方式
利点:正統な方法で比較的安価に運用できる。
欠点:立ち上げにコストを要すこと。サポートが不充分な場合炎上する可能性がある。
ポイント:ゴールイメージ(獲得目標)を明確にする。

Type 2 ファンによるクチコミ型
 ブランドの熱烈な支持者をスピーカ役として代弁させる方式
利点:優良顧客を育成できる。現実にいる顧客との対話。
欠点:彼らのネットワークの大きさ以上への拡大は難しい。会話が拡散するので内容まで捕らえるのは難しい。
ポイント:直接コンタクトを取ること。公正であること。

Type 3 顧客知活用型
 外部の顧客あるいは社内からの意見を集めて開発やマーケティングに生かす方式
利点:コミュニティ内で最良のアイデアの発掘。既存リソースの有効活用。
欠点:膨大な意見が集まりすぎることがある。本来のターゲットでない顧客からの意見に振り回される可能性。
ポイント:集めた意見をどうフィルタリングするか。

Type 4 コネクション提供型
 人々の隙間を埋めたり橋渡しになるような情報やツールを与える方式
利点:効果的なクチコミを発生させやすい。ダイレクトマーケティングというよりはブランドへの帰属向上につながる。
欠点:非常に難しい。一過性でない継続的なアプローチが必要。
ポイント:まず試してみること。

» 続きを読む

yoi

« 2009年1月7日

2009年1月8日の投稿

2009年1月9日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

吉川 日出行

吉川 日出行

みずほ情報総研勤務。情報共有や情報活用を主テーマにコンサルティングや新ビジネスモデルの開発に携わっている。

詳しいプロフィール

カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
knowledge
カテゴリー

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


Special

- PR -
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ