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このところ不景気なニュースばかりで気が滅入るが、現場でいろいろ話を聞いていると案外とそうでもなくて先行き楽しみな話だってちゃんとある。一部の人が言い出しているが日本のマスコミは良いときも悪いときも一辺倒に傾いた報道をするので十分に注意しないと。
昨日永井さんが「景気回復、もしかしたら早いかも、という話 」というエントリーを上げておられたが、私もそんなあえて楽観的シナリオと取れる調査を2つばかり紹介する。
一つは株式会社野村総合研究所が先週発表した「金融危機下における日本企業の経営戦略に関するアンケート調査」の結果。その結果を見ると、大半の企業が経営環境が悪化してそれを脅威と認識しているものの、守りに徹しているのではなく結構攻めを考えている企業が多いとある。調査結果には、今後、投資を拡大/抑制したい分野という設問があり、各分野毎のこの回答で拡大と抑制の差を集計したのが以下のグラフである。
(データは野村総合研究所の「金融危機下における日本企業の経営戦略に関するアンケート調査」から利用)
たしかにITそのものへは投資を抑制しようとしているようだが、製品開発や新規事業への投資意欲は旺盛だし、何より人材開発・育成に強い意欲が見られる。確か前回の不況時にも人材開発・育成には根強い意欲があって、それでeラーニング系とか技能伝承系のコンサルティングの引き合いが結構あった記憶がある。そしてそのときに人材育成やナレッジマネジメントに取り組んだ企業では今それが強い足腰になって業績を下ささえしている。
そしてもうひとつ「企業のIT支出は2009年の夏に回復する――フォレスターが示す4つの理由 」という記事もある。別の調査会社のIDCからは先日「企業の51%は09年度のIT投資減らす」という調査結果もでていて確かに今は景気のどん底だろうが、私は案外フォレスターのいうようにIT業界はV字的回復をする可能性も高いのではないかと思っている。
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