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明治製菓が自社製品「きのこの山」の紹介用の動画をユーザから募るというキャンペーンをニコニコ動画で始めたようだ。5/20に発表した、新キャラクター「きの山さん」を使って商品キャンペーン用の動画を作るというイベントがこのページに掲載されている。
締め切りは6/25で、このサイトにある画像素材をダウンロードして応募すると、優勝者にはきのこの山がきの山さん換算で5,000人分ぐらいプレゼントされるそうだ。しかしなぜか今のところ告知はニコニコ動画だけで明治製菓のサイトには掲載されていない。
米国では既にこうしたUGC(user-generated content)を生かしたキャンペーンでいくつかの成功事例が出ていると聞く。例えばDoritosのスーパーボールをジャックしろと題したユーザ参加型のコンテストでは、こういった面白い入賞作品が生まれている。{ちょっと古いけど・・}
日本でもニコニコ動画等の動画サイトが話題になって、UGCへの注目が高まっている今はちょうど良い時期なのだろう。こうしたUGCを募る形態のキャンペーンは、参加型によって当事者の商品への関与度合いを高める、話題性を持つので口コミで伝わりやすい、といったメリットがある。
また過去の数々のMAD制作で培われた日本のMAD関連オタク達の高い技術力や発想力を生かして、メーカ自身では出来なかった思い切った演出とか斬新な表現を使った面白いPVが生まれるという期待も持てる。
※但し、今回の明治製菓のイベント告知サイトにある素材用の写真はちょっと貧弱だ。せめて「きの山さん」の登場するTVCMの利用は許可して欲しいところだ。
告知サイトには「オレの体をイジらないでくれ。痛いのは苦手なんだ」とあるが、「きの山さん」のキャラクターを自分で描いて紙芝居にすることは許諾範囲かどうかもわからない。もうちょっと自由度をあげないとクリエイター側も辛そうだ。
過去には、動画ではないが同じUGCであるSNSを使って消費者の意見を集めて商品開発をするというのをエースコックがSNSのきゃらリアで試行してその後Mixiでプロジェクトを成就させた例もある。こうした動きはより消費者の動向に敏感な食品業界あたりがまず先陣を切って、その後他の業界が追随する流れになるようだ。
UGC活用型で動画コンテストを使った商品キャンペーンは、今年の終わりまでに他にもいくつか事例が出るだろうと予測する。上記の素材の提供範囲やキャラクターの2次利用範囲など、イベントを行うにあたってのノウハウもそうした中で蓄積され次第にこなれて、より参加者とメーカーが協調した形式に発展していくことを想像している。
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