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今日は日本経済新聞社とFASTがサーチエンジン系のイベントを開催してい る。このイベントでは、あまり大げさにエンタープライズサーチというキーワードを出しているわけではないが、FASTは最近はエンタープライズサーチの売り込みとマーケティングに熱心だ。
このイベントの案内を見てみたところ、ユーザ事例はカカクコムと日本航空となっていた。確かにこれはサーチエンジンの企業での活用事例だが、適用 業務範囲としては、企業の外部向けホームページの検索である。この分野は日本では従来は「企業サイト検索」だとか「企業ホームページ検索」と呼ばれている 分野であり、逆に「企業内検索」や「エンタープライズサーチ」といった場合は一般的に企業のファイヤーウォールの中のファイルサーバやグループウェアの中 の文書を検索する分野を示す。
このように同じエンタープライズサーチという言葉でも2つ違う分野がある。両者はどちらもサーチエンジンの企業での活用だが、業務の特 徴やツールに求められる機能はちょっと異なる。
例えばBtoCにあたるサイト検索では、0件ヒットの解析が重要になる。これは折角ホームページに訪れた見込み客が検索を行った際にヒットする商品が出てこないとそこで販売機会が失われてしまうことによる。サイト検索ではアクセスログ解析機能で0件ヒットを分析する機能は必須だ。
しかし組織内検索では、0件ヒットよりは大量に出て来過ぎる検索結果を絞り込む為の支援機能のほうが必要だ。組織内での検索の場合、ネット検索やサイト検索よりも検索に使われるキーワードが特定の語に偏る傾向が強く、いつも同じ規定名や商品名などが使われる。こうした場合にあまりにも沢山出てくる検索結果を、その時々のシーンに合わせて取捨選択できるような仕組みがあることが望ましい。他にも検索条件をGETメソッドで渡すようにしておき、良く使う検索条件はショートカット化できるようにするなどの配慮もあったほうが良い。
このようにエンタープライズサーチには2つあり、最近調査会社などが出す市場調査結果もこの2つのマーケット分けずに合算したものであることが多い。でもこの2つではサーチエンジンの使われ方は異なり、当然各製品もそれぞれが主ターゲットとしている分野が違うことは覚えておいたほうが良い。
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