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 上原さんの「伸び悩むウェブサービスの三大疾患」を読んで、ふと先日のブログヘラルドの「ピークを過ぎたブログを検証」という記事を思い出した。
 ブログヘラルドの記事は、成熟したブロガーがたどる道には「(試行錯誤という名の)脱線を続ける」「金儲けに走る」「マンネリ化する」の3つがあって、多くのブログはつまるところ最後は「金儲け」か「脱線」に陥る。行き過ぎた試行錯誤は、収益優先主義と同じように読み手の期待を裏切り、読み手側のそのブログへの参加意欲を失わせるという示唆に富んだ記事だった。

 さて、上原さんはウェブサービサーの疾患を

  1. ハイエンド病
  2. 広告肥大症
  3. ホームラン病

の3つに分類して紹介していたが、これはそのままブロガーでも同じように

1.ハイエンド病
 長く書き続けていると自ブログの主テーマの記事については一通り書いてしまうために、その分野の記事がどんどん深く専門的なものになって、エントリーユーザーを疎外していってしまう病気。記事内容は専門的でも良いが、文章や用語の使い方の面ではエントリーユーザへの意識を切らせてはいけないはずだ。

2.広告肥大症(数字至上主義症候群)
 ページビューやアフリエイトを追うあまり、読者視点を忘れてひたすらビューを集める記事ばかり書いたりアフリエイト用の広告枠の拡大に走る症状。本来のテーマを期待しているコアな読者は、愛想を尽かして次第に離れていくだろう。

3.ホームラン依存症
 過去のブログ経験の中で、突発的にブクマを集めてビューを稼いだ快感が忘れられず、ついついホームラン狙いの吊り的な記事を書いたり、特に興味や知識がないのに(匿名・実名論議や著作権論議などの)ネットで注目度の高い分野の記事に手を出して、辛辣な反論にあったり炎上したりというトラブルに巻き込まれる。

なんて疾患を罹ってしまう人は案外多いのではないだろうか。

 では、このような「ブロガーの三大疾患」を予防するにはどうすればよいのだろう。

上原さんの文章には

 ウェブサービスの本質は何かと考えるときに、そのスタート地点はいつも「ユーザー視点」

ブログヘラルドにも

 私達に出来る事と言えば、基本に立ち返り、読者を理解することぐらいだ

とある。ブロガーが時代や状況にあわせて扱うトピックや書き方をいろいろ試行錯誤すること自体は悪いことでは無いと思うが、やはり基本は読者ということだ。
 私自身もこれを肝に銘じて、時々立ち止まりって約2年前にこのブログを始めたときの考えや気持ちを呼び戻すようにして「ブロガーの三大疾患」に罹らないように努めることにする。

yoi

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吉川 日出行

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