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 わりと安易にタグの話を始めたところ期せずしてちょっと話が広がっていろいろな意見を聞くことができて、それでまたいくつか気づいたり思い出したりしたので書いてみる。

 まず、myrmecoleonさんがこの件についてのそもそもの発想にいった経緯などを「ソーシャルなタギングとニコニコ動画と図書館の話」にて丁寧にまとめてくださった。しかもSBM(例:はてブ)とニコニコのタグ付けの違いの整理表まで作っていただき、感謝!
 コメント欄では辻さんからも情報提供、そしてこのネタは「404 Blog Not Found」も取り上げられ、そこでは日本語の多義性に起因する問題点も指摘された。

 で、こういった意見をもとに若干自分の考えを進めてみる。

 まず前回自分で「はてブでタグを使って別のニュースやブログエントリーを探すという行為を、私はこういう使い方をあまりしたことがない」と書いたがこれは撤回したい。昔は私もタグで関連記事を検索する行為を時々やっていたことを思い出した。で、なぜこれを辞めたのかをその当時の事を思い出しながら考えると、

  1. 同タグで検索されて出てくる数が膨大すぎる
  2. 同じタグなのに人によって違う意図で使われていることがあり混乱する{これはまさに小飼氏が指摘された事}
  3. 逆に同じ意図なのに別のタグをつける人が居てこれを捜し出すのが大変

の3点になった。
 まとめると、タギングが行われる環境下で、1つのタグに所属する対象物の数、タグをつける人の数、タグの種類といった3つの数字が一定数を超えると上手く機能しなくなるのではという仮説を得る。これに対してニコニコ動画では1作品10個という制約があるしそもそも利用者は動画の視聴が目的で、タグつけまで楽しんでいる(?)ユーザの割合も低いので、人の数と種類が分散しすぎず今のところタグが検索用に上手く機能している可能性がある。

 若干話を脇にそらすとこの際に思いついたアイデアに、ニコニコ動画のタグ表示画面にタグ数が一緒に表示されると便利になる、というのがある。システム的にはちょっと負荷が大きくなると思うが、せっかくタグをクリックしての出てきた一覧画面には一つだけ、というのは結構ストレスなので、これが解消できると嬉しい。

 あと、myrmecoleonさんがおっしゃっている「ニコニコでタグがどういうふうに使われてるとか,もっと詳細に見ていくと色々なヒントが見えてきそう」という意見には全く同感。私の直感的な印象としては、ニコニコ動画でつけられるタグの属性って「作者」「作品」「作風」「感想」あたりに大別されそうな感じ。もっとデータを集ればもうちょっと確かなことも言えそうなのだが、この面でのまとまった資料は今のところ桃月PてってってーPによるアイマスMADデータ集Part2くらいしか思いつかないから、もう少し他にデータを探さないと。

 最後にソーシャルブックマークのタグは自分向けだがソーシャルニュースになるとタグも他人向けになるのではという指摘についてはご指摘の通りだと思う。特に私が自社内で使っているイントラnewsingなんかでは自分用というよりは、誰に見せたいかをイメージしてタグをつけることが多い。
 せっかくなのでこのイントラnewsingでのタグの設定画面のイメージを以下に添付する。実はここではタグを固定タグと個人タグに分けて、固定タグはさらに組織タグとカテゴリタグに分けている。もちろん自由なタグをキーボードから入力することも可能。

20071018
 このタグの分け方は実用上機能しており便利さも実感している。

このイントラnewsingでのタグの話も含めて、タグおよびタギングに関する議論はとても面白いので、今後も継続的に書くつもり。

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yoi

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吉川 日出行

吉川 日出行

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