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2006年11月17日 » |
今月号のHBR(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー)の特集は「組織の『現代病』見えざる経営課題」だが、その特集での巻頭記事「受動攻撃性 変化を拒む組織の病」が面白い!
ブーズ・アレン・ハミルトンの調査によると組織は7つに類型化できるということだ。その中で27%を占めて最も多いのがこの「受動攻撃型」という不健全な組織だという。この受動攻撃型組織は、変革を最も受け入れにくい組織とされ、そこには
一見穏やかだが、あらゆる手段を使って公然と組織の方針に断固反対する勢力がいる
そしてこのような組織には逸材が定着しないとも書かれている。このような不健全な組織では、
自分のアイデアがなぜ採用されないのか、その理由がわからず、いらだち、数年後には会社を辞めているか、すっかり無気力化する
そうだ。なにかこのあたり最近のベストセラー「若者はなぜ3年で辞めるのか?」につながるものも感じるが、確かに努力が感謝も報酬ももたらさなければ辞めるのも仕方が無い。
記事では、組織が受動攻撃型に変わってしまう理由として①権限の範囲が判然としない②目標設定を誤る③強力ななき同意、をあげている。
私がこの記事を読んで思ったのは、現在の日本の上場企業の多くでこの受動攻撃型組織の割合が多くなっているのではないかということだ。ちなみに受動攻撃型組織の構成員がとりわけ強く感じていることは、「自分が負うべき責任がわからない」「いったん決まったことでも、よく横槍が入る」「情報が部門間の垣根を越えて自由に流通しない」などらしい。思いあたる人は多いのではないだろうか?
職業柄HBRには毎号目を通すようにしているのだが、久々に強く惹かれるキーワードにであった。“受動攻撃型組織(Passive-Aggressive Organization)”個人的に注目のキーワードである。
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