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先般Gooリサーチが社内での情報共有の実態と社内ブログの活用状況に関する調査結果を発表した。
さてこの調査結果を見た印象であるが、前半部分の『現在の社内での情報共有状況への不満』や『共有できてない具体的な情報は「業務知識やノウハウ」』というところまでは、私が常日頃顧客から直接話で聞いたりその中で感じたりしている事とほぼ同じ印象であった。しかしながら中盤以降の結果にはちょっと違和感も覚えた。『社内ブログがあれば、書き込みをする』という問いへの肯定的回答者が50%を超えていたことには、まずもって意外な感じがする。
最も違和感を感じたのは『社長ブログの開設状況』という問いの結果が「1,000名以上の企業では、社内のみ公開の社長ブログ開設率が17.9%」となっているのにはかなり驚かされた。大企業の社長の6人に1人以上がブログを書いているというのは本当だろうか?
ここはさすがに日頃の活動で聞いている話とはちょっと違うと感じた。確かにブログは急速に普及してはいるがまだここまでには至っていないと思っている。たとえ、一部の企業で行われている従来の社内報の社長訓示をそのままブログに移行して広報室が全面的に代筆しているようなものまでを含めたとしてもである。
これはネットアンケートということで若干回答者に偏りがあるのではないだろうか?例えば回答者がある同じ大企業や業界に偏っているなどである。
念のために言っておくが、個人的には「社長ブログ」には肯定派である。社長ブログは他の社内ブログよりむしろ企業内では導入効果が比較的得られやすいとさえ思っている。ビジョンの浸透やコミュニケーションの円滑化の面で社長ブログの効果は高い。この部分については、この調査結果で「9割以上の人が自社の社長ブログを読む」「7割以上が社長ブログには好印象」といった結果で裏付けられていて安心した。
ブログのビジネス利用形態の分類については、昨年のイントラブログコンソーシアムで別添の表(表の著作権はみずほ情報総研に帰属)のようにまとめて説明したことはあるが、未だにブランディング浸透や商品・サービス紹介といった広報向けとカルチャー浸透の為の社長ブログが利用の中心であり、社内の情報共有を推進させてコラボレーションに進化させたような事例は今のところまだ少ないのではないだろうか?
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