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2006年2月7日 » |
最初の自己紹介のページにも書いたが、私はここ数年ナレッジマネジメントを中心に、主に大企業向けにITコンサルティング業務を行っている。
ナレッジマネジメントという気の利いた言葉ができる前は、「情報共有」というような呼び名で呼ばれていたこの分野もIT業界のご他聞にもれず流行り廃りがあって、数年毎に新しいキーワードが出たり消えたりしてゆく。ちなみにキーワードには、概念やコンセプトをあらわすものもあるが、やはりIT業界として一番インパクトがあるのは製品名やツール群の総称ということになる。
この分野でのキーワードの変遷については、私は以下のような図(図の著作権はみずほ情報総研帰属)を使って講演のときなどに紹介しているが、そういった際に聴講者から良く聞かれる質問の1つが
「次は、何が流行るんですか?」
というものだ。
正直に言うと何年も同じ分野に携わっていると、新しいキーワードもなにかしら以前のものの焼き直しに聞こえることは多く、個人的には「別に、何が来ても良いだろうに」とも思う。まあ、そこは逆にいうと経験上、ある程度パターン化されたこういった流行り廃りの想像ができるような気もしているので、質問の際には一応その都度具体的なキーワードをあげて回答をするように心がけている。ここ最近だと上記のような問いには、以下のような回答をしている。
近年は特にインターネットでの標準技術が企業内に展開される傾向が続いており、その傾向から推測するに2006年から2007年にかけて企業内情報共有基盤の分野で注目されそうなキーワードについて、私はひとつは、「フィード」そしてもうひとつは「企業内検索」だと思う。
「フィード」はいわずとしれた。Blogから派生した情報配信のための仕組みであるが、その中の「更新を通知する」機能と「要約を伝える」機能の2つが、今の企業内での情報配信基盤に求められるニーズに対して非常に合致している。昨今企業の中で流れる情報量は公式・非公式を問わず級数的に増えており、短い業務時間内で効率的に情報を購読する手段を求めるユーザの声は日増しに増えてきているのだ。
同様の理由で、企業内にすでに蓄積された情報をすばやく探し出す為の「企業内検索」のツールも潜在的ニーズは非常に高まっていると思われる。検索については、すでに一度目のブームは終わったがここへ来て再度見直しの時期に来た感がある。今までのような単純な検索エンジン導入ではなく統合的な企業内検索基盤の構築にのりだす企業が出始めている。
「企業内検索」については、別サイトになるがZDNetさんのほうで「企業に求められる資源検索術--ESP(Enterprise Search Platform)導入のススメ」というコラムにもう少し詳しく書いてあるのでぜひ覗いていただきたい。
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