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iPad miniはとてもよくできたKindleだ。iPad miniが出る前、Kindle日本上陸前に、iPadやiPhoneのKindleアプリでKindle体験を事前シミュレーションしてみたときに考えていたのだが、iPad miniを触ってみて、それは確信に変わった。
iPad miniの重さ、厚み、大きさはKindle 2と同じくらい(いまだとKindle Keyboardに相当するかな)。エッジ処理もおそろしく似ている。重ねるとクリソツ。ホワイトだとさらに似るんじゃないか。
・iPad mini Wi-Fi:200×134.7×7.2ミリ。308グラム。
・Kindle 2: 203.2×134.6×9.1ミリ。 289グラム。
そして画像面積はKindleのほぼ2倍。画面くっきり。バッテリーでは電子ペーパーに比べれば不利だが、AppleはKindle対抗製品をようやく出せたってことじゃないのかな。タブレット分野においてAndroidは断片化で自滅してるからAppleはライバルとしてKindleだけを狙ったんじゃないかと。デベロッパーのリソースが有限ということ。Androidタブレット対応アプリがぜんぜん出てこない理由をGoogleがちょっと真剣に考えた結果がベンダー裏切りとNexus。でももう遅い。そのリソースはiPad miniに振り向けられる。「それならiPad対応にもなるし。あとはWebで十分」
iPadを出したとき、Appleは次の敵をKindleに置いてて、そのスペックでやっとできたのがiPad miniなんじゃないかな。だからスペックがその当時のKindleに近い。つまり、iPad miniはKindleの再発明という妄想をしてみる。
iPad miniを片手で持ったときにてのひらで支えるとき、重さとエッジのRが心地よい程度におさまっていて、片手フリックだけでページ送りができるところが「よりよいKindle」である理由の1つ。片手持ちして読むデバイスとしての完成度の高さ。吊り革につかまってる通勤族の片手争奪戦はiPad miniが勝利すると思う。特に女性が使うことを考えると、Nexus 7やKindle Fireは考えられない。Kindle Paperwhiteはひょっとしてうまくいく可能性もあるけど。届いたら検証してみよう。
読書端末として考えるとなぜRetinaじゃないのって声が出て来るだろうけど、Retinaにしなかったのには理由がある。Retina表示分のピクセル数をレンダリングするために必要なプロセッサパワーとそれをささえるために重量・サイズ増(バッテリー)が必要だったから。可能になったタイミングでiPad mini Retinaが出てくるはずだ。
じゃあ、Androidタブレットはどうするのか? GoogleはAndroidタブレットをデスクトップChromeとの完全互換ブラウザデバイスとして再定義したほうがいいんじゃないのかな。あ、それってChromeOS……。
というわけで、これからiPad miniが通勤電車内で多数見かけることになると予想するんだけど、iPad mini発売当日、いつもより多くのiPadフル片手持ち族を見かけたので、彼らにもがんばってもらいたい。
あと、AppleはiBookstoreちゃんと出してもらいたい。せっかくの読書端末なんだから、Kindleストアに頼っちゃダメ。
きのう、Apple StoreからiPad miniがやってきました。カミサンとのデートから帰ってきたら届いておりました。
簡単な感想を。
・iPad miniを実際に手にもってわかったこと。Apple公式サイトのこの写真の手はかなりでかい。人差し指をここまで届かせると指がつる。
・楽器アプリの操作性はほとんど問題ない。
・左右方向のベゼルが狭いのはよい。ギターアプリだととてもいいかもしれない。そこで試してみた:
使ったのはPocketGuitar(85円の史上サイコーのギターアプリ)。iPhoneアプリでiPad最適化はされていない。このため2倍表示させた。iPadだと2倍表示させると、中央に指板がよってしまい、ネックを握った状態で弾くことは無理だったが、iPad miniならばなんとか可能だ。あとは、ネックを上方向(左右方向)に移動させて、ベンド幅を調整できるようにすればiPad最適化しなくても完璧なんですが。笠谷さん、やってくれないかなあ。やってくれないかなあ。
ベゼルが狭くなったのは、ギターのネックとして使ってくれという、Appleからのメッセージだと思うのです。
というわけで、ギターとしてのiPad miniレビューでした。
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