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2012年8月31日 » |
もう1本、濱田宏貴さんの執筆記事を見つけたので再掲載します。
SoftWindowsは彼の最初の書籍のテーマでもありました。MacUser日本版から出した最初の書籍です。
* Macintosh WIRE * ================================================= * [REVIEW]●どこよりも早い!SoftWindows 95 5.0β版レポート ------------------------------------------------------------------ 先日発表があったとおり,Insigniaは同社のPCエミュレータアプリケーショ ン『SoftWindows 95』をバージョンアップした。新バージョンのSoftWindows 95 5.0では,アプリケーションやドライバの改良によって25%のパフォーマン スアップがされているのを最大の特秩Eとしている。ここでは入手できた日本語 版のβバージョンを使った使用レポートをお伝えしよう。 ●SoftWindows 95 4.0と比べて確かに速くなったが…… 最大のウリ文句の「パフォーマンスアップ」がやはり気になるところ。まず はこれをチェックしてみた。 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 《ベンチマーク》HDBENCH 2.51 (EP82改/かず 氏作のフリーソフトウェア) に よるベンチマーク結果 ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD SoftWindows 95 5.0β 4105 7904 10383 3890 979 1531 73 3 SoftWindows 95 4.0 2873 1106 7270 3957 594 1500 69 1 Real PC 1.0 (Win95) 4147 7914 10356 3886 944 1501 72 3 *テスト環境はPower Macintosh 7500/100にPowerPC 750/250MHz (セカンド キャッシュは512Kバイト/125MHzクロック) /合計80Mバイトメモリを搭載したマ シンにMac OS 8標準インストール *各アプリケーションにはPCメモリ32Mバイト,デルタキャッシュ2Mバイト以上 になるようにメモリ割り当てし,Windows 95デスクトップは640×480ピクセル /256色に設定 *このほかの設定項目はインストール直後の状態 *Real PCはWindows 95をインストールしたときの値 -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- この結果は数字が大きいほど高速であることを意味する。CPU性能を示す「浮 (浮動小数点演算) 」と「整 (整数演算) 」,そして描画性能を示す「DD (DirectDraw) 」の値がSoftWindows 95 4.0と比べて大きくパワーアップしてい ることが分かる。 CPU性能の向上はPCエミュレータアプリケーションの改良によるものだ。アプ リケーションファイルの制作日時は,SoftWindows 95 4.0→Real PC 1.0→ SoftWindows 95 5.0と新しくなっており,改良が続けられていることがわか る。DirectDrawの性能向上にはWindows 95用ディスプレイドライバの改良も含 まれているのだろう。こちらもSoftWindows 95 5.0では日付が新しいドライバ が使われていた。 ただ,ついこの間出荷されたReal PC (DOS環境下での利用を目的に作られた 同社製のPCエミュレータ。Windows 95をインストールして使うことも可能) に Windows 95をインストールした状態とは,ほとんど同程度の性能である。 SoftWindows 95 4.0とSoftWindows 95 5.0とではちょっとした操作でももたつ きが少なくなっているように体感できるが,Real PCとSoftWindows 95 5.0とで は違いは分からなかった。 なんにせよSoftWindows 95 4.0と比べて速くなったことは素直に喜べる。た だ,4.0ではなかった「SoftWindowsをバックグラウンドに回したとき Macintoshアプリケーションの動作がキーボードの反応を中心にやや重くなる」 という現象が5.0に発生した。 ●機能やインタフェースもReal PCと同等になった 機能では,「MMX命令サポート」「DOS環境でも利用可能なSound Blaster Pro&Sound Blaster 16互換」「Macintosh用ジョイスティックのサポート」 「バッチファイルをMacintosh上から直接実行できるEasyLaunch」などが SoftWindows 95 4.0と比べて強化された。 また,4.0に引き続いて「ファイル共有 (ロングファイルネーム対応) 」「ク リップボード共有 (テキスト/ペイント対応) 」「Macintosh用IMを利用した入 力サポート」「ターボスタート (Windows 95のみ) 」「PC SCSIサポート」 「Open Transportサポート」「AppleScriptサポート」「ハードディスクファイ ルの拡張/縮小」などの便利な機能ももちろん用意されている。 そして,さまざまな機能を設定するメニューのインタフェースは SoftWindows 95 4.0のようにメニュー項目から選択するのではなく,設定ウィ ンドウを出して各設定値を指定できるようになった。また,ターボスタートに ショートカットキーが割り当てられるなど,メニューの構成にも手が入れられ ている。 実は,これらはすでにReal PCで実現されたものなのだが,豊富になった機 能,使いやすくなったインタフェースに文句はもちろんない。 ●Real PC+Windows 95=SoftWindows 95 5.0!? ここまで読めばお分かりの通り,このSoftWindows 95 5.0は「Real PC 1.0に Windows 95をインストールしたもの」にかなり近いと感じた。性能/機能/イン タフェースのどれもが,SoftWindows 95 4.0と比べれば優れているものの, Real PCと比べるとそう違わない。 だからといってSoftWindows 95 5.0が意味のないものだということは決して ない。MS-DOSベースのReal PCにWindows 95を導入するのはある程度の知識と短 くない時間が要求されるし,なにより面倒だ。それがSoftWindows 95 5.0の登 場によって,高性能なWindows 95環境が手軽に得ることができるようになった わけだ。 筆者はPCエミュレータの中でWindows 95環境を用いるならSoftWindowsが最も 優れていると思っているだけに,この製品はベスト候補にあげられる。ただ, もちろんコストパフォーマンスも重要な要素だ。現在,SoftWindows 95 4.0は Real PCとWindows 95システムを足した値段より安く買える。これと同じ価格設 定がされれば,コストパフォーマンスも優れ,ベストな製品に確定できるのだ が……。 PowerPC 604e搭載機でのテスト,Officeやゲームなどのアプリケーションを 使ったテスト,コストパフォーマンスの評価に関しては正規版が入手できしだ いお伝えする。 [濱田宏貴,Macintosh WIRE]
Macintosh WIREのバックナンバーアーカイブから、濱田宏貴さんの原稿を見つけました。
ハマー、載っけていいよね?
_/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/ _/_/ Macintosh WIRE _/_/ _/ Daily News Feed _/ _/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/ for Mac Users _/ http://www.softbank.co.jp/macwire/ Back Issues: http://www.softbank.co.jp/macwire/back/ ID: mwire Password: 5Y98 *** 1997.09.19 Addition 1 ■■■ このメールサービスはOsaka等幅,等幅明朝,等幅ゴシックなどの 等幅フォントに最適化されています。等幅フォント以外で 表示すると,価格情報の表は,きれいに表示されません。 ■■■ ▼▲このメールは,9月19日配送分の追加情報です▼▲ TODAY'S CONTENTS [REVIEW]●RealPC日本語版をプレビュー ===============================[P R]================================ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆MacUser10月号、好評発売中!◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◎特集<MacOS8徹底解説>では、いよいよ登場する待望の新OSのすべてを 紹介!◎特別企画は<Adobe Photoshop互換プラグインフィルタ完全装備> <ダイヤルアップアクセスルータ完全理解><MACWORLD Expo/Boston 97 リポート>の豪華3本立て!●●●●●●今すぐ書店へGO!!●●●●●● ===============================[P R]================================ * Macintosh WIRE * ================================================= * [REVIEW]●RealPC日本語版をプレビュー ------------------------------------------------------------------ Macintosh上で動作するPCエミュレータソフトは2つある。PCエミュレータの 老舗的存在のInsigniaが出している『SoftWindows 95 4.0』とRAM Doublerや Speed Doublerでお馴染みのConnectixが出している『Virtual PC』だ。どちら も一長一短があり,現在は「Windows 95ならSoftWindows 95,DOSならVirtual PC」という構図ができつつある。 後発のVirtual PCは「SoftWindows 95キラーアプリケーション」として登場 し,価格とDOS環境下での快適さでSoftWindowsと互角以上の結果をだした。 Windows 95環境下では十分な熟成がされているSoftWindows 95のほうが上回っ ていたものの,PCエミュレータの老舗としては黙っていられないのだろう。今 度はInsigniaが「Virtual PCキラーアプリケーション」である『RealPC』を開 発するとの発表をVirtual PCの登場直後にした。 Virtual PCが出てからまだほんの3カ月である。なのに,一部の関係者にはも うβ版が配布される段階まできてしまった。このβ版を試すことができたので 早速レポートしよう。 読者の多くは「パフォーマンスはどうなのか?」と思われるだろう。RealPC を使っての第一印象は「DOSがクイックに動くSoftWindows 95」というものだっ た。RealPCのDOSは確かに速い。SoftWindows 95のDOSってこんなにノロかっ たっけ?と思わせられるくらいだ。ちなみにDOS環境のベンチマークプログラム 「3DBENCH」ではSoftWindowsの39.2,Virtual PCの42.0を大きく上回る53.4と いう数字がでた (Power Macintosh 9500/120にPowerPC 604e-200MHz/WideSCSI 4Gバイトを増設した環境) 。使用感を言葉にするなら,SoftWindows 95に比べ てVirtual PCは‘スムーズな動き’だが,RealPCは‘クイックな動き’と表現 できる。DOS上で動作するゲームも試してみたが,コンスタントにすばやいレス ポンスがあるのは気持ちが良かった。だが,いったん動き出してしまうと SoftWindows 95とVirtual PCに大差がないように,RealPCでも「高速CPUならな んとか遊べる」というレベルでしかなかった。さすがにCPUパワーや描画能力を 大量消費するホビーソフトは絶対的なパフォーマンス不足からくる頭打ちが感 じられてしまう。 RealPCはDOSしか快適なわけではない。Windows 95環境もそこそこのパフォー マンスは備わっている。こちらも手軽なベンチマークプログラム「HDBENCH」を 使って計測してみたところ,CPU性能はVirtual PCやSoftWindows 95を大きく上 回り,グラフィックも部分的に劣ってしまったところもあるが若干のパフォー マンスアップが見られた。ただ,実際にWindows 95アプリケーションを使った ときの使用感はVirtual PCもSoftWindows 95もRealPCもあまり違わなく思え た。PowerPC 604-120MHzで実用ギリギリといったところだろうか。 SoftWindows 95からRealPCになって加えられた機能に「MMX Pentium互換CPU エミュレーション」「Sound Blaster Pro&16サポート」「Macintosh用ジョイ スティックサポート」がある。この内,前の2つはVirtual PCでもサポートされ ているがジョイスティックサポートはこれが初めてである。 さらに新機能として「Easy Launch機能」というものが加わった。これは Macintosh上からバッチファイルをダブルクリックすると自動的にRealPCが起動 し,そのバッチファイルを実行してくれるというもの。バッチファイルの記述 にはDOSの知識が必要になるが,心得のある人には面白そうな機能である。 このほか,DOS上でPC SCSI機器のサポート (ASPIマネジャを使用) , Windows 95上ではSoftWindows 95と同様にターボスタート機能 (残念ながら DOS環境下での利用や体感できるパフォーマンスアップはなかった) や共有フォ ルダのロングファイルネームの使用,Macintoshの日本語IMの利用といった機能 もある。また,メニュー項目も一新し,環境設定の画面がVirtual PCのように 1ウィンドウでできるようになったり,ターボスタートにショートカットキーが 割り当てられるなどの変更点も加えられた。 RealPCは‘Virtual PCキラー’どころか,用途によっては自社製品である SoftWindows 95すらも食ってしまうほどのアプリケーションだと感じた。こ と,ホビーユースでは手軽に購入できる安さが重要だが,価格は19,800円と信 じられないくらい安い。しかし,バンドルされるのはMS-DOS 6.2/Vだけであり Windowsは別途用意する必要があるためSoftWindows 95やVirtual PCらと単純比 較して安いとは言い切れない。Windows 95のフルパッケージを購入しようとな ると15,000~20,000円はするので価格的にはVirtual PCやSoftWindows 95と同 程度になってしまうからだ。だが,こうしたものをすでに持っているユーザー には値頃感は高い。 ファーストインプレッションということで本当に短時間での使用感をお伝え したが,10月18日に発売されるMacUser/Japan誌において4ページを使った小特 集を担当させていただくことが決まった。こちらではより使い込み,Virtual PCとの比較も丹念に検証しつつRealPCについてお伝えしようと思う。そちらも 是非ご覧いただきたい。 [濱田宏貴,Macintosh WIRE]
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