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以前から話にでていたiPhone用シンセサイザーアプリがついに登場しました。AKAI Professionalの「SynthStation」です(App Storeへのリンク)。
もともとはiPhoneを組み込む形のMIDIキーボード向けアプリとして想定されていたようですが、アプリとしての単体もされました。iPhone/iPod touch用ですが、iPadでも利用できます(2倍モードでも動作可能)。
価格もわりと高め(1200円)ということもあり、機能的には充実しています。アナログシンセサイザー、ドラム、エフェクター、X-Yパッド、ソング機能を持ったピアノロール式シーケンサーも付属。
かなり盛りだくさんなので、ビデオを御覧下さい:
ちなみに、iPadの2倍モードでやると、キーボードはかなり弾きやすく、そのまま行ける気がしました。このビデオもそうですね。
シンセサイザーはOSCが3基。サイン波、三角波、矩形波、鋸歯波、パルスウィドゥスも調整可能。
X-Yパッドへの割り当ても視覚的でわかりやすい。
X-Yパッドのコントロールやアルペジエイターは実によくDS-10を研究しています。ピアノロールシーケンサーでのパターンをキーボードでのコントロールがオーバーライドするというのはまさにDS-10。そのときのアルペジエイターがリアルタイムでさらに細かく制御可能です。制御できるパラメータとしては、キーのレンジ、アルペジエイターパターン(ダウン、アップ、エクスクルーシブ、インクルーシブ、ランダム)、分割数(1/2から1/32まで)、スウィング(%)、テンポ。さらにアルペジエイターのオン/オフ、ラッチ。鍵盤レンジも、鍵盤サイズも変更できます。
と、いろいろ考えると、これはDS-10対抗なのではないかという考えがふと浮かんできました。かなり奥深そう。
iPhone用のメロトロン再現アプリといえば、国産のManetronと、米国のEllatronの2つ。実際にサンプリングしたリアルなサウンドならManetron、似てはいるけど別物のEllatronという認識でいました。
それがiPadでどうなったかというと、Ellatronが大幅に機能強化。本家のメロトロン開発者を連れてきて、できるだけオリジナル機に近いものをサンプリングするという快挙に出ました。それが、「Mellotronics M3000 for iPad」です。
ただし、価格は1400円もします(App Storeへのリンク)。
音色は豊富。
・Church Organ
・Eight Choir
・Boys Choir
・Female Choir
・String Section
・Cello
・Mark II Violins
・Mark II Flute
・Mark II Clarinet
・Tenor Sax
・Oboe
・Trombone
・Mark II Brass
が搭載されています。ただし、ユーザーインタフェースがとっちらかっていて、使いにくく、音色のロードも遅い。いったん読み込めば、キーボードの操作性はよいのですが。
EllatronゆずりのChord Padsは便利です。押さえにくいコードはあらかじめ登録しておいて、ボタンを押しながら、メロディーは鍵盤で弾くといったことが可能。その場合、1段鍵盤になりますが。
あと、鍵盤位置が上下とも固定というのはちょっと痛いなあ。特に、Chord Padsモードにしたときに、鍵盤固定しかできないというのは使いづらいのではないかと。
とはいえ、機能は豊富なので、1400円分の価値はあるのではないかと思います。
チュートリアルビデオはこちら:
ジョーダン・ルーデスが弾いた動画はこちら:
対するManetronは、リアルなサウンドは健在。なのですが、音色がiPhone版と変更になっているので注意が必要。iPad版での音色は3種類。
・Brass
・3 Violins
・8 Voice Chorus
一方、iPhone版は:
・Flute
・3 Violins
・Cello
なので、FluteとCelloがなくなっているんですね。これは残念。天国への階段とストロベリーフィールズフォーレバーができない。というわけで、開発者の山崎さんに聞いてみたところ、「音色をたくさん搭載してバンクに割り付けることを計画している」そうなので、今後に期待ですね。とりあえずManetron for iPhoneとMellotronics M3000 for iPadで我慢しておきます。
Manetron MarkIIのいいところは、操作のもたつきがないことと、鍵盤の大きさ変更、鍵盤位置の移動が可能なところですね。あと安い。600円(App Storeへのリンク)。
動画はこちら:
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