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 4月2日にフライング紹介してしまったTwitterクライアント「pocket*」が満を持してリリースされました。

pocket* ~ the simplest twitter client ~

 最初に紹介したときよりも格段にパワーアップしていながらシンプルさはけっして失われておらず、ますます使いやすいものに。

 基本機能は変わっていないので、前回の紹介文を再録。

 基本的に1行だけ表示するTwitterアプリ。場所をとらない。ほんとうにとらない。邪魔にならない。

 それはなぜか?

 Mac OS Xのメニューバーの直下に表示されるのです。半透明で。ここは、アプリケーションウィンドウの、ウィンドウ名だけが表示されるので、操作の邪魔にはなりません。それでいてよく見えるから、視線移動がない。

 つぶやきが入るとアラート音が鳴る(鳴らない設定にもできる)。クリックで読み進めると、さらに音が鳴る。これが気持ちいい音で、1音1音メロディーが違う。

 プチプチをつぶしていくような快感があって、自分のつぶやきも気楽にできる。すごくゆるいけど気持ちいい。中央の目線にどんと位置してるんだけど、まったく圧迫感がない。必要なときは、WebブラウザのTwitter本体にわたしてくれる。

 必要最低限だけど、だいたいはこれで十分。まさに禅的発想。

 というふうに、1行表示だけのTwitterクライアントなんだけど、その表示フィールドにマウスポインタを持っていくと自動的に表示拡大して、4行まで、140字をほぼフル表示してくれる。

 カーソルはそのままに、そのつぶやきに対する返事、RT(ReTweet)も可能。入力フィールドの下には、

Home | Replies | Direct Messages | Search

というボタンが小さく置かれ、ここをクリックすると、TwitterのWebサイトの該当ページにジャンプ。

 未読のつぶやきの右側にある数字ボタンをクリックすると、ベル音が鳴って、1つ前のつぶやきが表示され、数字が1個減る。右ボタンで押すと、逆方向に進むこともできる。command + クリックで、残りのカウンターをゼロにして、TwitterのWebページでタイムライン一覧を見ることもできるのです。

 作者のdrikinは、pocket*が出るまでは定番だった(今でもそうだけど)TwitterPodの開発者であり、pocket*開発の傍ら、片手間でTwitterPodの改修をやってしまうほどのすごいプログラマー。

 TwitterPodがTwitterに必要な機能のほとんどを詰め込んだ(ブラウザ表示も含めて)のに対するアンチテーゼのようなpocket*を同じ頭で考えだしたというのがむちゃくちゃかっこいい。

 彼はほかに、BBT2という、Macの操作のほとんどをキーボードだけでできるようにしてしまうというツールも作っていて、Mac使いのデスクトップユーザーインタフェースを支配しようとしているのではないかと思われます。

 pocket*は1行とはいえ、メニュー下という一等地に置かれていて、それこそしょっちゅうクリックしているわけですから、そこにサブリミナルな何かが仕込まれていてもおかしくないかと(笑)

 「ここに1行表示させるアイデア、ほかにパクられるんじゃないの?」とdrikinに聞いたら、「いや、それでもいいんですよ。使ってくれれば」と寛容なところをみせてました。tumblrクライアントの似たようなのとか出てこないですかねw

 pocket*はドネーションウェアです。今回からTwitterPodもドネーションを受け付けるようになっています。必須ではありませんが、助けられている、と判断した人は少額でも寄付すれば、彼はさらにやる気を出して、Macユーザーを無駄に便利にしてくれるに違いありません。

関連記事:
CloseBox and OpenPod > Twitterに「つぶやき」を取り戻すpocket* : ITmedia オルタナティブ・ブログ
必要にして十分なMac用Twitterクライアントの決定版「Pocket*」:ネタフル
twitterの特徴と魅力を最も体現したクライアント「pocket*」リリース:みたいもん!

koya

 Lisa、MacのFinder、Newton OS、そしてジャミネーターを生み出した男、スティーブ・キャップス。Internet Explorerのユーザーインタフェースにも貢献している、UIの偉人です。

 その彼が、iPhoneアプリをリリースしました。といってもリメイクでありますが。彼が開発し、Appleから1985年にリリースされた相当に変わったチェスゲーム「Alice〜Through the Looking Glass」。これをリメイクしたものが、「AliceX」(公式サイトへのリンク)なのです。価格は230円(App Storeへのリンク)。

Alicex


 オリジナル版は当然モノクロ版なのですが、リメイク版は一部カラー。いろいろと新しいキャラクターも登場しているようです。これをリリースしているのは、スティーブ・キャプスの会社であるonedoto。

 YouTubeにビデオがあがっているので、まずはご覧下さい。まずはオリジナルのほう:

 そして、AliceXの動画はこちら:

 昔からMacやNewtonに関わっていた人たちが再びiPhoneに集結しようとしているのは、日本だけではないのですね。

 そういや、Jam SessionとかSuper Studio Sessionとかって、いまでも十分にiPhoneアプリとして通用するんじゃないかな。Super Studio Sessionはフリーウェアとしてダウンロードできるのね。Classic環境、どうしよう(笑)

追記:wmsさんの指摘で、115円→230円に修正しました。ありがとうございます。

関連記事:
「Newtonの残党」がリリースしたiPhone最大のアプリ
Mac誕生から四半世紀(nobilog2)

koya

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松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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