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2008年7月23日の投稿

2008年7月24日 »

 まさに玉石混交といったかんじで、iPhoneのゲームがとても面白い。世界中でどんなことが考えられているのか、iPhoneのApp Store新着を見ていると一望できてとても強い刺激になります。

 ゲーム機iPhone 3Gとしての新機軸な点は、

・GPS搭載
・スチルカメラ搭載
・加速度センサー搭載
・全面タッチパネル
・マルチタッチ
・携帯&Wi-Fiネットワークによる常時接続
・近接センサー搭載
・フォースフィードバック
・メール

といったところ。それぞれ、この機能がなければありえないというゲームを挙げてみると、

・GPS搭載:iYardage(厳密にはゲームじゃないけど、ゴルフのスコアをつけて共有するWebサービス)
・スチルカメラ搭載:Tiles(カメラで撮影した画像で15パズル)、PearMe(神経衰弱なんだけど、画像にカメラで撮影したものや、カメラライブラリに入れたものを使える)
・加速度センサー搭載:iPhoneSaber(ビームサーベル)、Labyrinth(iPhoneを動かして鉄球をゴールに導く)
・全面タッチパネル:多数
・マルチタッチ:Twist & Tap(ツイスターの指版)、Pianist(ポロフォニックなピアノ)
・携帯&Wi-Fiネットワークによる常時接続:iPong(複数台によるピンポンゲーム)
・近接センサー搭載:未確認
・フォースフィードバック(バイブレーション):未確認
・メール:未確認

 このあたりを狙っていけば、とりあえず新しめのゲームは作れるかなあ、なんて思ってます。面白いかどうかは別にして。

 もしもどこかがiPhoneのライバル機を作るとしたら、さらに追加する可能性のあるテクノロジーとしては

・AR(拡張現実)
・ハプティックフィードバック
・3Dジェスチャー入力
・物理フルキーボード
・データグローブ
・アイトラッキング
・電子ペーパー
・ヘッドアップディスプレイ
・立体視
・タッチベロシティ入力
・プロジェクタ
・防水
・歩数計
・ローカルポジショニングシステム
・RFIDセンサー
・ホログラム
・スキャナ
・文字認識
・顔認識
・バーコードリーダー
・QRコードリーダー

なんかが思いつくところなんですが、この中でARというのはもうiPhoneで実現してしまうみたい。

 ARToolKit v4.4がiPhone SDKで作られて、既に動作しているらしく、マルチタッチまで使ったデモを見せています(GIZMODO経由)。開発しているのはARToolworksというシアトルの会社。ARToolKitのエクスクルーシブなライセンスを所有しているそうです。

 日本でも、Windows Mobileを使った同様の試みがされており、既にバイナリが公開されています。カメラを内蔵した携帯デバイスでのARToolKit実装。ARisのようなPCを前提としたARよりはずっと現実的だと思います。

NyARToolkitCS for Windows Mobile サンプルアプリ公開

 わたしとしては当然ながらiPhoneに実装してほしいのですが、初音ミクにウマウマを踊らせてくれるかどうかは米国の会社なんで期待薄。ここは日本勢にぜひともがんばってほしいところです。

追記1:高速化や機能追加を予定されているみたいなので、これは期待ですね。Mac版の実装もぜひよろしくです。

追記2:ARisはITmedia宮本記者が突撃取材しているので、その動画をどうぞ。HMDもいっしょに売るのかあ。それならWindows Mobileの安いのいっしょに売ったほうがいいと思うぞ。

関連記事:
ワイヤレスジャパン2008:“拡張現実メイドさん”をツンツンしたら、「エッチなのはいけません!」と怒られた
画面の中のメイドさん、棒でなでたり眺めたり 拡張現実「電脳フィギュア ARis」
ARはiPhoneの夢を見るか?(2061:Maxオデッセイ)

koya

 NECの携帯事業がトップの座からすべりおちた要因の一つに、ブランドの欠如が挙げられるそうです。“N”とかいってもしょせんは1文字だけ。キャリアに冷遇されているといっても言い過ぎではないでしょう。その点、家電ブランドがあれば、そのインパクトでもってマーケティング効果もあがる。1文字だけというのはやはりアピール度の点で不利といえるでしょう。iPhoneを意識したコンセプトモデルとかを打ちだしているようですが、まだほかにやるべきことがあるはず。

これが“N”の次世代ケータイ——NEC、基調講演でコンセプトモデルを披露

 そんなNECにぜひやっていただきたいのが、「PC-9801
ケータイ」です。「モバギ」を期待する向きもあるようですが(勝手に企画書:モバイルギア・リローデッドWindows Mobile対応のシグマリオンⅢみたいなモバイル端末がほしい)、ぼくらはみんな98が好きだった。Windowsにはどうにもなじめない中高年も、PC-98ならばすんなり慣れてくれるでしょう。なにしろ、PC-9801はNECにとって最大のブランド資産なんですから。

PC-9800シリーズ(Wikipedia)

 テキストエディタはREDかMIFES、通信ソフトはまいと〜く、音楽ソフトはミュージ郎&SC-88(ソフト版)、ワープロは一太郎か松、画面サイズは無駄のない640×400ピクセルの横長に98キーボード搭載。そしてキラ星のゲームたち、数限りないオンラインソフト。OSは、MS-DOSでぜひ。iPhoneがMac OSなら、PC-9801
ケータイはMS-DOS。当然です。

 あ、自分で書いててほしくなってきてしまった(笑)

 もちろん、こういうものはエミュレータで可能、という話もあるでしょうが、それならばNECのブランドとして、「PC-9801KT」とか名付けてもらって、ブランド化して販売してほしいです。

 そういえば、富士通もNEC同様にブランド欠如携帯ですよね。ここは「KT-TOWNS」でしょうか。CMには宮沢りえに再登場していただいて。

koya

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プロフィール

松尾 公也

松尾 公也

Mac誕生前夜の1983年業界入り。
PC Magazine、PC WEEK、MacUserなどを経て、IT業界の裏道を歩みつつ現在に至る。

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