勝手に企画書：モバイルギア・リローデッド
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「今のパソコンはスイスアーミーナイフ（十徳ナイフ）のようなもの、一応何にでも使えるが何に使っても不満が残る」と言ったのは、MITコンピュータサイエンス研究所長の故ダートウゾス教授。
外科医が十徳ナイフで手術をすることはないし、すし職人が十徳ナイフで魚をさばくことはない。プロにはプロの道具がある。モバイル機器もかくあるべきと思います。
要素技術の値段がどんどん下がっているので用途別専用モバイル機器を作る敷居は下がっているはずなのに、なぜか市場には十徳ナイフ的な商品しかない。ということで、勝手に企画して見ました、文章のプロのための専用モバイル機器：モバイルギア・リローデッド（命名by livinginaboxさん）。
たぶんこういう製品の企画をする時に一番難しいのはどの機能を加えるかではなく、どの機能を省くかでしょうね。通信とスケジュール用の携帯電話とフル機能のノートPCは持っている人を対象に、可能な限り余計な機能を省いた出先での文章入力専用機として考えて見ました。
- OSはPocketPCで我慢（とか書くとMSの人に怒られそう^_^;）
- 電池の持ちを最優先して画面は白黒（視認性が良いフォント使用）
- 横長画面でA4用紙が横スクロールなしで見れる
- 物理キーボードなし。USB接続外部キーボードを使うか、スクリーンキーボードを使用
- 外部キーボードを使ってるときも安定して置けるフォームファクター
- アプリは簡易ワープロ（Wordとファイル互換、XHTMLも編集可）とOneNoteのようなメモアプリのみ
- オプションで電子辞書と百科事典を提供（IMEと統合されてる）
- IMEはATOK
- 電池はビデオカメラ用を流用（なつかしのチャンドラ風）、単三乾電池でのレスキュー可
- 外部I/FはUSBとBluetoothのみ、どうしても通信したい時は携帯とBluetooth経由で
これで、39,800円（電子辞書別）だったらどうですかねー？自分は絶対ほしいですけど、市場性なさそうだなー ^_^;