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« 2008年1月31日 | 2008年2月1日の投稿 |
2008年2月2日 » |
速報、ロイターによるアナリストコメントつき、詳報、株価動向がそれぞれITmediaに掲載されました。
あるかもとは噂されていましたが、もっと遅いと思っていましたよ。動きが速すぎ>Microsoft。
あげられる記事はとりあえずあげたので、ひとやすみ。WBSは、速報だけでなく緊急特集をやるみたいですね。
MacBook Airを銀座で見て帰ってみればこのびっくり情報。AudibleもBARKSが話題にならなくなる……。明日もたいへんだ。
走れと言われたので、走って触ってきたのです。近くでよかった。丸の内OLになってよかったと……。
Apple Store銀座で見てきましたよ、MacBook Air。ストアの入り口をとおるなり、AJ広報部長が入らしたのでごあいさつ。プレス関係の取材対応をされてるごようす。おつかれさまです。
入り口のところに、ストアの中の人がMacBook Airを持って待機してます。銀座には5台あるとの話でした。銀座のほかには渋谷にあるだけなので、今日中に見たければ、この2店しかないもよう。
T部長によれば、明日以降、全国のApple Storeにデモ機が運ばれるそうなので、土日には各地で「Airおさわり」ができるようです。
で、わたしの印象ですが、その薄さよりも堅牢さに注目しました。実際に持たせてもらって、たわんだりしないか、押してへこんだりしないかチェックしてみましたが、MacBook Proと同等のがんじょうさがあるみたいです。
「日本の通勤電車でもだいじょうぶですよ」とT部長も太鼓判。会社を出るとき、海外速報部ログのsawaさんが「通勤で持ち運べるかどうかが心配」と言ってましたが、へし折れるとか、ぐにゃりと曲がるとか、そういう心配はしなくてすみそう。MacBook Proなみ。これならビジネス用のバッグとかでだいじょうぶなのでは。AirMail封筒じゃあさすがにずり落ちる心配があるので(笑)
もう1つ印象深かったのは、トラックパッドの巨大さ。MacBook Proよりもぜんぜん広いですね。ひょっとしたらこのくらいの大きさのタブレットがあるんじゃないかというくらい。
なんでこんなに大きいのかと考えてみたら、「進化したマルチタッチ」のせいかもしれないと納得。
三本指をトラックパッドの上において上下左右に動かすとなると、これまでよりも広い面積が必要になるというわけです。さすがによく考えてあります。
Amazon Kindleの強力なライバルになるのはiPodだというエントリーを書いたとき、その根拠としてiTunes Storeで販売している大量のオーディオブックコンテンツを挙げました。Amazonはその「電子書籍」を人質にとりました。Audibleの買収です。
・Amazon、オーディオコンテンツ提供のAudibleを買収
Kindle絶好調の中での、3億ドルでの買収。これでiTunes Storeでのオーディオブック販売を打ち切れば、ユーザーからは総スカンを食いそうですが、戦略としてはアリです。
Audibleは相当の売り上げをiTunes Storeであげているはずなので、その収益は惜しいと思うでしょうが、Amazonがその全コンテンツをKindleに注ぎ、iTunesの力を削ぐというのなら、可能性がないわけではありません。
AudibleはiTunes Storeにおいたままにするかわり、「ぜったい読書端末は出さないでね」という約束をジョブズから取り付けようとするかもしれません。破るだろうけど。
ところでこのAudible、米国だけ独占なのかと思っていたら、日本のiTunes Storeでもそうなっているようです。プロバイダは別会社となっていても、提供はAudible.comとなっているものばかり(例外があるのかもしれませんが)。あの音声フォーマットに変換するプロセスで課金しているんでしょうね。
ただ、日本におけるオーディオブックプロバイダの大手である、ことのは出版は、iTunesのAudibleだけでなく、WMAにも対応しています。もしもAppleが非Audibleの新フォーマットに切り替えるとしたら、対応はできるでしょう。iTunes以外のフォーマットが売れているとも思えないので。
いずれにせよ、AmazonがAudibleをどう使うか注意深く見守る必要がありそうです。
関連記事:
・ジョブズがAmazon Kindleをこきおろす根拠
・Amazon Kindleの本当のライバルは、ニンテンドーDSかもしれない
・iPodがAmazon Kindleを駆逐する日
・もしもわたしがKindleを作ったなら
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