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翻訳・WEB・キャリアを極める~楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道~

« 2011年7月6日

2011年7月7日の投稿

2011年7月8日 »

20代後半のケロッグビジネススクールへの留学。英語のコミュニケーションに関しては、思いもかけないところに落とし穴があった。

ヒアリング力が低く、授業で先生の言っていることの20~30%しか理解できなかったのは、とってももったいなかった。「日本語で聞いたら、たいしたこと言っていないと思うんだろうなぁ」と思う自分も歯がゆかった。2年たってヒアリング力が少しは向上したが、相変わらず100%にはほど遠かった。(が、相手の言うことがわからなくても動じなくなった)

反面、話すことは意外になんとかなってしまう自分に驚いた。
まず、ネイティブでない英語を聞くということに寛容な国民性があるので、気長に聞いてくれる。
またJapan as No.1の時代なので、日本人の言うことに積極的に聞こうという雰囲気もあった。

そもそも、当時の米国人の学生は社会人2~3年目でビジネススクールへ行くので、ビジネスに対する経験や知識の厚みが違い、これは大きかった。

予習をして、やまをかけて、は~いと授業中に手を上げることに物おじしなかった私は、今思えば授業はそこそこ快適だったのだろう。ヒアリング力が低くても、テストでいい点をとる才能が高い私は、そこそこ成績もよかった。

ところが、とっても仲良しだったルームメイトとの会話は苦労した。彼女は英語をゆっくり話してくれるし、私にわかるまで何度も平易に言い換えてくれるとっても親切な気のいい子だった。

しかしながら、彼女からは「マリコの英語はわからなかった!」と言われてしまった。この発言は、私の発音が悪い、ボキャブラリーが足りないよりも、共有する背景があまりにも少なすぎたことに端を発している。

・テレビ番組の話をされてもわからない。(テレビ好きの子だったのだ)
・ヒスパニックだった彼女のマイノリティとしての苦労がわかっていない(ヒスパニックの友達が集まる輪にいれてくれるのだが、テーマがちんぷんかんぷんだった)
・宗教上の理由で恋に悩んでいるメンタリティもわからなかった

そうそう、今思えば、パーティって結構苦痛だったような気がする。
留学するからには日本人と固まっていないで米国人の友達を作ろう!と思ったものの、酔っぱらうと一部の米国人がこっそりしてくれる、誰の英語が訛っているとか、あの人はマイノリティ枠だろうとかいう話を、当時の私はどういうスタンスで受け答えればよいのか全くわからず黙ってしまったのだ。

ビジネスよりもむしろ日常生活のほうが、共有できるコンテンツが少なかったということだ。

幼い時に海外で過ごした経験のある人と、私のように初めて海外で過ごす人の差は、授業より日常部分のほうが大きい。

もっとも、留学後期になって、他国から来る留学生と親しくなり、留学生としての視点で悩みや気づきを話すようになったので、次第にこの問題は解決されたが。また、ルームメイトとは万国共通の恋の話で盛り上がり、いくらでも夜更かし出来た(笑)

さて、今、海外に住むとして、どういうコンテンツを共有できるのだろうか?少なくとも恋の話は出来ないなぁ・・・・。残念?!

大里真理子

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プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

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