マリコ駆ける!:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) マリコ駆ける!

翻訳・WEB・キャリアを極める~楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道~

« 2011年3月12日

2011年3月14日の投稿

2011年3月15日 »

東京もまだ余震が続いている。M7以上の余震が3日以内に来る確率が70%以上なわけだから屋外への避難準備も進めたほうがよい。

しかしながら、大企業なら立派なマニュアルがあっても、小さい組織だと全く準備していない会社も多いのではなかろうか?

金曜日に広域避難場所へ移動した経験を踏まえて、今からでも簡単に出来る6つの準備を紹介する。

①スタッフの連絡先一覧表を作って責任者は携帯する
総務が用意してくれた連絡先一覧表が、避難の際には一番役に立った。30人以上スタッフがいると、誰がいないのかを確認するのも大変だ。ちなみに弊社の連絡先一覧表には部署ごとに、名前、自宅住所、自宅電話、携帯電話、携帯メール、家族等の緊急連絡先が載っている。例えば、今日突然、輪番停電の発表があっても、社員の住所がわかるので、誰が影響を受けるのかすぐわかる。

②責任者以外に点呼者と情報収集者をアサインする
責任者は組織の長がなるのですぐ決まるはず。その責任者は、イレギュラーな対応、正しい判断を下すために、出来るだけルーチーン作業を引き受けないほうがよい。
避難におけるルーチーン作業とは、スタッフの所在確認と震災情報収集である。多くの避難者の中で、10人以上のグループで移動すると、点呼者がいる。先頭と後尾の担当を決めるとなおよい。
また、携帯用のテレビ、ラジオ、スマートフォンを持っていると、たいていの最新情報を入手出来る。

③ヘルメットなど他と識別するグッズをもつ
何度も言うが、集団行動をとるのが難しくなるので、一目で仲間とわかることが大事だ。ヘルメットなら、身の安全を守れて言うことなし。たとえ、帽子でもハチマキでも旗でも役に立つ。

④避難場所とそのルートを確認する
広域避難場所を確認するのはもちろんだが、ルートを優先したい。例えばガラスの落ちてくる可能性のあるビルの下は避けたいルート。ルートが悪いのならとりあえず近くて安全な場所に移動してから、必要に応じて広域避難場所へ移動すればよい。

⑤防寒、携帯電話、お金の携帯をスタッフに促す
もちろん、その用意をする時間があったらということだが、一度避難すると少なくとも、1時間は戻ってこれない。体力温存のための上着は必須。また携帯電話やお金を持参し、最悪、そのままでも帰宅できるようにしたい。

⑥社員をつなぐメーリングリストを作る
災害用の書き込みサイトを用意するのもいいが、普段使わないものは役に立たない。弊社では全社員が登録されているメーリングリストがある。「本日の朝礼は中止」とか「お土産買ったから食べて」というように毎日使っているので、メールアドレスを誰もが覚えている。たとえメールの量が多くなってもこれが一番現実的だった。

屋外避難対応がまだの組織はご参考にしてください。

大里真理子

« 2011年3月12日

2011年3月14日の投稿

2011年3月15日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
arc
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ