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翻訳・WEB・キャリアを極める~楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道~

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2007年11月16日 »

当社には中国生活経験者が4人いて、中国の話をしだすととまらなくなる。
同じようにアメリカ生活経験者も4人いるのだが、何か思い入れが違う。

何が違うのかなぁ??言葉が通じなかったこと、文化が違ったことなどは同じように苦労しているのだと思うけど。

でも、やっぱり自分の主張を通す(当然だと思ったことをする)ことに関する苦労が違うのだと思う。それは、言葉や文化だけでなく、国の経済の発展状況や外国人受け入れに対する慣れなど色々な要素が関係してくる。

中国滞在者の話は常に、「想像もしない事態に巻き込まれて、切り抜けた話」で盛り上がり、それでいて限りなく中国を愛していて、「あの経験をしたから、たくましくなり、今の私がある」となる。こういうことは、生活したからこそ身につくことであって、いくら言語に堪能でもあまり意味をなさない。

15年も前の話なので恐縮だが、中国国内を出張していた時、よく飛行機が遅れていた。慣れてしまっているので中国語が出来なくてもさほど困らず、飛行機が飛ばない前提でのリスケージュールと、いつまで待たされるかわからない時間を楽しく過ごす方法にたけた。

日本から出張に来ている中国語堪能な商社マンらしき人はそうはいかない。「なぜ、飛行機が遅れているのか?いつ出発する見込みなのか」をしきりにカウンターで確認している。「あぁ、中国語上手だなぁ。でもそんなことをしても無意味なのにねぇ。カウンターの係員だってわからないんだから。」と私は観察していた。

さて、先日上海に翻訳事業部長のHさんと出張に行った時のこと。商談が終わり、空港めざしタクシーに乗った。昔と違い、今の中国でそんな予期しないトラブルは起こらないなぁと思っていたら、さにあらず。Hさんがいきなり、「大里さん、このタクシー、空港に向かっているとは思えません!」慌ててタクシーの運転手と中国語で会話。なにやら急用が出来て別のところによるらしい。(そういえば、ちょっと前に無線の連絡が入っていた)
今の私に彼の中国語を正しく理解する力はないが、昔培ったエネルギーが爆発。「お前の中国語も空港にすぐ行けない理由も私にはわからん!!しかし、私は○時○分の飛行機に乗らなければいけないのだから、今すぐ飛行場へ行け!!」としばし交渉。(正しくは一方的に怒鳴る。)
そうしたら、「わかった!」と運転手に言われ、一件落着かと思いきや、「降りろ!」
「そんなに急いでいるのなら、別のタクシーを捕まえろ!」

そこで別のタクシーを捕まえ、空港へギリギリつき、お土産も買えずに、なんとかそのまま飛行機に飛び乗った。
はぁ、助かった。しかし、Hさん、中国語も出来ないし、中国滞在の経験もないのに、なんでこういうことは匂うんだろう。この人と一緒にいると生き延びられるぞ!とHさんのたくましさに驚嘆したのであった。

大里真理子

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プロフィール

大里真理子

大里真理子

(株)アークコミュニケーションズ 代表取締役社長
<目指せグローバルなビジネスコミュニケーション!>
翻訳/通訳/ローカリゼーション・Web/クロスメディア制作・
ライティング・人材派遣/紹介を営む

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