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決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

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2007年11月16日の投稿

2007年11月17日 »

お店だからといって、誰もが入れる場所だとは限りません。例えば高級ブランドのお店の中には、「身だしなみが汚いと入れない」「メンバーにならないと入れない」というものがありますよね。それをさらに進めて、「招待状がないと入れない」というアパレルショップが登場したそうです:

Shopping by invitation only (Springwise)

ドイツにある"CLASEO"というお店の話。招待状がないと入れない……そんな話、どこかで聞いたような。そう、実はこのお店はオンラインショップで、"Claseo is the world's first closed shopping community. You can only buy items from our label if you are invited by a member."(Claseo は世界初のクローズド・ショッピングコミュニティです。当店で買い物できるのは、既存メンバーから招待状を受け取った方々のみです)とのこと。SNS のアイデアを借用した高級オンラインショップ、といったところでしょうか。

招待状がなくても、商品の閲覧は可能です(僕はファッションセンスゼロですので、ご興味のある方はこちらからどうぞ)。しかしいざ購入、となった段階で、メンバーからの招待メール/招待カードが必要。知り合いにメンバーがいない時は、オンラインで申し込みができるのですが:

claseo

Only a few selected people are allowed to order Claseo products. If you received one of our limited invitation cards with a code on it, we kindly ask you to follow the link below.

ごく少数の限られた方々だけが、Claseo の製品をご注文いただけます。コードが書かれた限定招待状を受け取られた方は、以下のリンクにお進み下さい。

とのことで、何やら敷居が高くなっています。こんなカード、受け取ってみたい。

しかしこの Claseo、メンバーからデザインの募集や投票企画なんかも行っていて、採用されたデザインの作者とプロフィットシェアも行うのだとか。意外にカジュアルというか、最近の Web 2.0 っぽいことにも取り組んでいるのですね。そういえばセレブ限定SNS「ビューティフルピープル」なんてのもあったし、富裕層相手の Web 2.0 っていうのも盛んになっていくのでしょうか。

アキヒト

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小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

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