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決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

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最近は男性もチョコレートを食べるようになってきて、お菓子メーカーも男性向けチョコレートを開発するようになっているそうです。僕も好きでよく食べるのですが、実はチョコレートアレルギーの持ち主。正確にはカカオアレルギーだと思うのですが、チョコレートやチョコレート風味の食品(カカオが使用されているもの)を食べると、クシャミが出てしまいます。「ネコ好きなのにネコアレルギー」のような感じで、なんとも切ないものです。

僕のアレルギーはクシャミ程度で済んでいるのですが、食物アレルギーはもっとひどい症状を引き起こす場合があります。さらに問題なのは、いったん加工されてしまうと、アレルゲンが含まれた食品・料理かどうかが分からなくなること。僕もクシャミが出て初めて「あ、これカカオが入ってる」と気付くことがあります。

この問題に対する解決策として、携帯電話を活用したシステムが開発されたというニュースがありました。日経流通新聞の記事(2006年1月20日第19面「食材の産地 携帯に情報提供」)によると、給食事業者の業界団体・日本給食サービス協会が、社員食堂などで提供する食材の原産地やアレルゲンといった情報を提供するシステムの実験を始めたとのこと。利用者は携帯電話でQRコードを読み込ませることにより、情報を入手できるしくみになっているそうです。

このシステム、「アレルゲンや生産履歴といった情報を開示することにより、そういった情報の開示に積極的な外食産業へとお客が流れることに対抗する」という狙いがあるとのこと。いずれにせよ利用者にとっては、安全な食べものかどうか簡単に調べることが可能になるわけですから、こういった動きは歓迎したいですね。もう少し進化させれば、例えば自分のアレルゲン情報を登録しておき、リスクがある食品には自動的にアラームを出してくれる仕組みなどが考えられるのではないでしょうか。一見逆にお客を遠ざけてしまうような感じですが、信頼感が構築され、来店率が高まると思います。

QRコード+携帯電話というと、販促キャンペーンに使われるといったイメージがあります。しかし「重要な情報が簡単に手に入る」という点に注目すれば、このシステムのようにまったく新しい価値を生み出すことができるのではないでしょうか。例えば処方薬や市販薬にQRコードを印刷しておき、飲み合わせで副作用が出ることを防ぐなどといった応用が可能だと思います。

アキヒト

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小林啓倫

小林啓倫

株式会社日立コンサルティングの経営コンサルタント。WEBサービスの企画・運営、新規事業の立案などに携わる。個人でPOLAR BEAR BLOGも執筆中。

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