私がハーフマラソンを完走するまでの歴史を振り返ってみた。
絶賛筋肉痛の田中です。
走り終わった後、脚の裏がじんじんして、ふくらはぎがパンパンだったので、帰宅してすぐお風呂に入り、シップを貼っておいたのが功を奏したのか、あるいは、たまたまなのかわかりませんが、とにかく今日、足の裏とふくらはぎは全くダメージなし!股関節もダメージなし!膝も痛くない!
痛いのは、脇腹の腹筋(笑ったり咳をしたりすると心地よく痛い)。
最大に痛いのは、太もも前側です。(裏は大したことがない)
こうなってみると、街中の「バリアアリー」が気になって、気になって。
駅は階段だらけ。地下鉄は登ったり降りたり。どちらも痛いねん! でも、手すりがあるとうんと楽で、手すりの大切さを思い知ったり。
とにかくトイレ。大変ですトイレ。手すりのあるトイレはいいです。腕の力で座れるから。
・・・・とまあ、おばあさんみたいな歩き方をしていた今日1日。 でも、脚の痛みを除けば、全身は爽やかで気分よく今日1日を過ごしました。(変なアドレナリンが出っ放しなのかも知れません)
▼
さて、私、どうして「ハーフマラソン」に挑戦するに至ったか、という変遷をここでまとめてみたいと思います。自分でも不思議で仕方ないので。
まずは、
★2012年8月12日のエントリー
なぜ「ゴルファー」と「ランナー」は仲間を増やそうとするのだろう? ~江上剛『55歳からのフルマラソン』を読んだ~
ここでは、走り始めた、と書いてあるのですが、今思えば、この時期は、大した距離も時間も走っておらず、しかも、継続もしてないのですね。
ただ、江上剛さんの「50歳を過ぎてからのフルマラソン、サブフォー」の本は、興味があったから買ったわけですし、読んだ上で、
「なんだこりゃ、信じられん」と、ヘンタイなランナーの仲間に私はならないと思っていたわけです。本気で。
ゴルフとマラソン、両方とも一生涯しないと硬く信じておりました。
★2012年11月26日のエントリー
何事もプロに教えてもらうっていいことだと実感。皇居一周ウォーキングをしての感想。
この時、皇居1周ウォーキングに挑戦しているのですが、たまたま、何かの会員誌の「参加者募集」当選したので、
友人を誘って皇居1周ウォーキングイベントに参加してみた、というもの。この時のトレーナーさんは、
「今度、神戸マラソンに行くんです」だか「名古屋マラソンです」だか言っていて、「ひえー、よく42kmも走るよ。」と他人事だと
思っていましたので、このブログエントリーでも「走らないからね」と宣言していますね。
★2013年6月5日のエントリー
「ラジオ体操第2」に見る"経験学習"の適用。
これが本格的な「ヘンタイウォーキング」に関して書いた初めてのエントリーですね。
甥っ子の4歳の誕生日翌日5月27日から、思うところあって始めた早朝ウォーキング。
この夏から秋は体調もよくて、5月27日から12月31日までに891㎞歩いているのです。
平日朝5時から1時間~1時間半のウォーキングで毎日のように7-8km歩いていた時もあったので、
かなりのヘンタイ度。
★2013年8月30日のエントリー
このあたりでは、もう「ヘンタイマックス」で、歩いて泳いでいるのです・・。
★2013年9月1日のエントリー
知らない大勢に励まされ、継続、そして、習慣化。
SNSで励まされていたのです、この頃。
しかし・・
★2013年11月20日のエントリー
朝ウォーキング開始から27週目。どうにもこうにも朝起きられず・・・
身体が冬仕様になり、早朝起きられないことを嘆いておりますが、それでもまだまだそれなりに続いていました、ウォーキング。
でもおそらく走ってはいない、この頃は。
★2014年1月4日のエントリー
調子に乗って2014年の年間目標を1500㎞に設定。
しかし、2014年初春の頃から体調に異変が生じたのでした。
★2014年7月14日のエントリー
2014年前半(1-6月)を振り返ってみたり。+読んだ本など。
501㎞までは歩いているものの、目標を下方修正したのはこの辺。
★2014年9月25日のエントリー
隠すことでもないのではっきり言おう。
そう、「更年期症状」が出ていて、朝が起きられなくなっていたのですね。
だから、早朝ヘンタイウォーキングがまったくできなくなった。
(その上、2014年は1月に3週間にわたるひどい風邪、2月は豪雪とあって、全然ダメダメだったのです)
しかし、その1週間前にこんなことも書いている。(↓)
★2014年9月16日のエントリー
「続ける人」が「いやぁ、私は全然続かなくてー(汗)」と反応するのは何故だろう?
週1回7km以上は歩いているよ。16ヵ月は続いているよ、と。だから細々とは続けていたのでした。
★2014年11月3日のエントリー
なぜか10km走れてしまった。
この日、突然10kmという自分史上初の距離に挑戦しているんですなぁ。
そして、大事なことは、この翌日、11月4日が「練馬こぶしマラソン」のエントリー日で、9時にOpenになるサイトに、9時ちょうどに「クリック」してエントリーしているんです。
このあたりで、かなり「走る気満々」になっていたと言えるのでしょう。(あまり記憶にないけど)
(まあ、練馬のハーフマラソンは、"区民枠あるし""税金払っているし""近所でふらっと参加できそうだし"・・という、申し込んだ時点では完走する気もなかったといえばなかったわけですが)
結局、2014年は1008㎞(だったかな、1010㎞だったかな)を歩き、一応目標は達成。
5か月くらいあるし、練習すればなんとかなるんじゃないか、とこの時は思っていました。
★2015年1月8日のエントリー
【父の介護日記①】年末年始と父の介護でてんてこ舞いになりまして。
2015年は、月100㎞×12か月で1200㎞の目標を立ててスタートするはずが、突然の「父の介護問題」勃発で、1月中は、歩くどころではなく(多少は歩きましたが)、家族のケアと、その後襲ってきた「介護うつ」のセルフケア(このことはまだ書いていませんが)で精一杯に。
2月も3月もなぜかとてつもなく忙しく、結局、まだ2015年になってからは、100㎞くらいしかウォーキングしてなくて(内、ランが15kmくらい)、ああ、もうダメだな、とずっと思っていたのでした。
結果は昨日書いた通りでしたが、思ったことは「2年間のウォーキングの蓄積」ってのは、侮れないかも知れない、ということ。
ほとんど走ってもいなければ、走り込んでもいなかった私が、ビギナーズラックかも知れなくても21kmを2時間33分で行けてしまったのは、「ウォーキング」の賜物で、「歩き続けたこと」も無駄ではなかったのだなぁとしみじみと感慨深い思いでおります。
2年前ウォーキングを始めた時、こんなことになるとはまるで想像していなかったのですが、よかったのは、「誰からもしつこく誘われなかった」ことです。正確にいえば、誘われたことは何度もあったのですが、それに乗じた形ではなく、自分からこそっとマラソンにエントリーしちゃって、しばらくは誰にもしゃべらなかったのですね。
そういう風に「内発的」に始めたことだからちゃんとやれたのかも知れません。
まあ、他のこともなんでも、「自分からやろう」と思わないと、本気にもならなければ、継続するためにも、内発的な動機づけってのは大事なんですね、きっと。