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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

初めてのハーフマラソンを完走しました! 練馬こぶしハーフマラソン2015(2015年3月29日)

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本日3月29日(日)8:00スタートの練馬こぶしハーフマラソンを完走しました!  >> 2時間33分41秒(ネット)

実は、初マラソン。というか、初レース。 5kmも10kmも出たことなくて、いきなりのハーフ。
しかも、普段は、「ウォーキング」しているだけで、走ったのも10回もなく、最長が11-2kmくらい。

昨年9月ごろ、この練馬区で開催される初マラソンのことを区の広報紙で知り、「5000人のうち、区民枠1000人」というのにつられ、「折角税金払ってるしなぁ。それに、気楽な格好で行けそうだし」と申し込んだものでした。見事、区民枠1000人に入れたのですが、区民枠でなくても、3000人以上が区民だということで、地元愛溢れるメンバ構成になったようです。

申し込みは11月で、あと5か月あるし、なんとか練習すればゴールできるかなぁ、と漠然と考えていたのですが、そこへきて、父の介護問題が勃発、ランどころかウォークも1月以降まだ200㎞くらい・・・。ああ、ダメか。

数日前まで、「日曜日は雨」という予報だったので、いっそのこと大雨なら「出ない理由」も見つかるのに、とチョー弱気なことを考えていました。なのに、昨日になったら、「日曜は雨だとしても夕方から」と予報が変わり、「う、行くか。参加費5000円払ったし」と考え直しました。(まだ、この時点でも弱気)

コースは、ハーフなのでもちろん、21.0975㎞。

ジマンは、有名な道路を走れる!ということだそうです。
光が丘公園をスタートし、笹目通り→目白通り→環状八号線→川越街道→光が丘公園に戻ってから2周(ほど)してグラウンドでゴール、というもの。

命名の「こぶし」は、今が満開の「こぶしの花」のことで、コースのそこここに、「こぶし見どころポイント」という看板が出てましたが、こちとらそれどころじゃなくて、満開の桜も堪能できませんでした。


さて、戦績を。

昨日3/28(金)夜時点では、「第一関門4.4km(38分)」を突破できれば御の字。万が一、「第二関門10.8㎞(83分)」を突破したら小躍り、という程度に考えていました。「第三関門15.1㎞(115分)」は絶対に無理だろうと・・。(関門は3つ)

実際には、以下の経過です。(記憶なので、だいたい)

スタートから早い順にA,B,C,Dブロックと分かれており、私は当然Dブロックの最後尾だったので、スタートを踏んだのが号砲から5分後。
第一関門4.4㎞(38分)が、この時点で33分に縮んでおり、「まじかよ!」と思いました。その上、第一関門までに2回も信号待ちがあったと思われ(前の方で起こっていたことなので見えなかったのですが、単なる渋滞じゃなかったような気がします)・・・
結果、

●第一関門 4.4㎞(38分:8:38) → 36分44秒(8:36:44)くらい
●第二関門 10.8km(83分:9:23) → 79分48秒(9:19:48)くらい
●第三関門 15.1㎞(115分:9:55) → 110分(9:50)くらい

こちらにラップも載ってます。
http://update.runnet.jp/2015nerimakobushi/numberfile/5847.html

あ、あ、3つの関門、全部突破できてしまった・・・と思ったら、こうなったらゴールまで、と考えが変わったものの、13kmあたりからは「本人未踏」の距離なので、脚が重くてなかなかリズミカルに行かず、歩いたり走ったり、歩いたり走ったり。

ゴールの制限時間は2時間30分(10:30)だったのですが、ルールが少しゆるくなり、「2時間30分以内に光が丘公園敷地内」に入っていればゴールさせてあげる、ということになり、なんとしてでも10:30までに光が丘公園に到達しようと思いました。

しかし、第三関門を過ぎたら、本気でまったく脚が動かなくなり、周りに人もいなくなり、応援もまばらになり、道端には、倒れて救護されている方を2回も見たため、「無理したら死ぬ。ウォーキングなら20kmでも歩けるのだから、無理するなー」と自分に言い聞かせ、焦らず前進しました。

光が丘公園に到達した時点でたしか、残り15分だったのですが、公園内でも2.5㎞くらいはあったはずで、思わず、「げげー」と声を出してしまったほどです。
ゴール.jpg


なんとかゴールにたどり着き、
●お疲れ様でしたーとボーイスカウトの子どもたちに「完走タオル」を肩にかけてもらい
●会場スタッフにチップを外してもらえ(しゃがめない)
●完走証をもらい
その場で、芝生にしゃがみ込み、ぼーっと。

初めてのハーフマラソンで、完走できると思わなかったけれど、ゴールを目指して、ひたすら前進するというのは、頭が空っぽになっていいなぁと想いました。

完走証.jpg

※50代女子は232名のエントリー。(全員参加してないと思うので、ほとんど、どん尻ですね。笑)

【走りながら考えていたこと】
●欽ちゃんだって70歳過ぎて大学受験に挑戦したじゃないか
●車いすの父も今の私と同じ年齢だったころよくウォーキングしていたな
●今週から始まる新入社員研修で、新入社員の皆さんに「挑戦しなさい」なんてことを言うじゃないか
など(なぜか欽ちゃん・・・・)


練馬区としての初マラソンについて、初体験ながらの感想を書いておきます。

【良かったこと】
●コースがほぼ平坦で初心者にはいいと思う
●大勢にボランティアスタッフで成り立っていて、「ガンバレ、あとちょっと」「あと1分で関門だぞー」などと明るく声を掛けてくださった
●沿道の応援は、ひたすら「頑張って―」と叫んでくれて(マンションの部屋などからも)、「1日でこんなに大勢から頑張れ!」と言われることは人生であるだろうかと思った

【課題】
●目白通りだったかと思いますが、3車線のうち1車線しか使わないため、スタート直後でまだ団子状態だったこともあり、かなり渋滞した。その上、途中2回も信号待ちをさせられて、「え?関門あるのに?」と私だけでなく、他のランナーも思った模様。「初めてだから、しょーがないね」とあちこちで声が聞こえてきた
●給水ポイントは、だいたい5km間隔でありましたが、やはり、不慣れなのか、台の前に立つとボトルから水を入れてくれる・・・という感じになっていた場所もあった(特に後半)
●横断歩道の人を歩かせるため、何度かペースダウンを余儀なくされた

このあたりは、今後の改善課題なのかな、と、あ、すみません、初出場でナマイキな感想を書きまして・・。>大会運営委員のみなさま。


いやぁ、しかし、人間、やればできるもんです。

走ったことはなかったけれど、2年間もウォーキングを続けてきたという蓄積があったことがよかったのかな、と思います。

私としては、子どもの頃から27歳まで20年以上も小児ぜんそくに苦しみ、「走る」という単語は我が辞書に存在しなかったので、こうして、ぜーぜーせず(息は上がりますが)、21kmを走り切ったことはなんとも嬉しい出来事でした。

「自分で自分を褒めたいと思います」!

なお、ゲストランナーの川内優輝さんは、ぶっちぎりで1時間5分39秒だったとか。凄いなぁー。(挨拶の声をスピーカーから聴いただけでご本人は当然視界に入らず)
それから、同じくゲストの「テツandトモ」のテツさん(踊る方)が、6kmあたりの沿道に立っていて、ハイタッチしたのは元気出ました^^

【完走の証のタオル】
タオル.jpg


最後に。 また来年も出たい。
(フルには絶対に挑戦しません。キリっ)

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