なぜか10km走れてしまった。

昨年5月末からヘンタイウォーキングを続けています。今年は年初から体調崩し（風邪ごときで3日も会社休んだの、初めて）、その後、このブログでも独白したように更年期症状に悩まされ、あまり距離が稼げなかったのでしたが、「暑さ寒さも彼岸まで」とでもいうように、秋の虫が鳴き始めてから徐々に心身が「まっとう」になってきた感じがしています。

もちろん、ホットフラッシュもまだ起こりますが、「ああ、来た、来た」と思う程度だし、気分の「どよ～ん」もだいぶ慣れました。心身のバランスが崩れ始めたことに当初動揺していたものの、少しずつ「折り合い」が付いたのでしょう。

そんなわけで、年間目標1000㎞!のウォーキング、数字を上げることに向けて頑張っているのですが、ここへきて、「ちょぼちょぼ」と「だらだら」と走り始めました。

「走る」というとランナーに怒られそうなスローペースです。「歩いてはいないよ」と分かるのは、両足同時に宙に浮く瞬間があるから、という程度です。　「この人は歩いているのか？あ、走っているのね」と傍からようやく分かる程度の。

しかも、先月、がんばっても2ｋｍしかいかなかったので、「まあ、私は2kmが限界なのね。いいわ、走る気ないし」と開き直っていたのですが、先週、たまたま6km走れてしまい、10日間も筋肉痛にはなったももの、「おぉ、5km以上走った!」と感動しておりました。

そんなことをとあるSNSに書いたら、フルマラソンまでなさる方に「1時間連続で走れたら、あるいは、10km走れたら大丈夫」と言われ、もともとヘンタイ体質なので、「目安を示されると試したくなる」という病がむくむくと・・。


昨日は、なぜか5時前に目が覚め、これから6時のラジオ体操に間に合うわーと5時30分過ぎに家を出て、たらたらとウォーキング3km。ラジオ体操1と2．

うん、すっきり・・・・。さらに1km歩いた時点で、RunKeeper（というアプリ）が、「4kmです」と言った瞬間、たらたら走り始めました。別に10km目指していたわけでも1時間連続で走ろうと思っていたわけでもなく、ただ走り始めました（一瞬、宙に浮くくらいね）。

20分経過したので、30分は超えよう、と思い、
40分経過したので、45分は超えよう、と思い、
45分まで来たから、50分は行けるだろう、と思い、
とりあえず、60分は超えようとしたら、距離が8kmくらいになって、
だったら、10km目指すか、と距離に目標を移し、
とうとう10kmも超えたので、そこからペースダウン（ってもともとローペースなのですが）、
クールダウン。

気づけば、1時間50分くらいで14.6km。（途中、ラジオ体操10分を含む）。

なんか計算合わないので、たぶん、RunKeeperが飛んだのだと思いますが、なにはともあれほぼ10kmは走れたようです。

あれ?　できた。

少なくとも75分くらいは連続で走った。
距離は10kmに満たなかったかも知れませんが、まあ、だいたい10km。

走る人にとってこれ、なんてことないかもですが、私にとっては快挙です。

5歳の頃に発症した小児ぜんそくは、そのまま大人になっても続き、走るなんて無理、空気の冷えた場所なんか行けないし、社会人になっても薬と吸入が手放せないほどでした。

27歳で突然完治（なんの治療もしていなかったのに）しても、走るなんて無理ー、とずーっと思っていました。（試したことは何度もあり、毎度、呼吸が・・・）

しかし、50歳過ぎてもできることが増えるのですねぇ。なんとも言えず、嬉しい。

その後、スポーツクラブのマッサージを50分受けてきたので、今日はそれほど筋肉痛でもなく、さわやかな文化の日を迎えました。


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2年前に「ぜーったいに走らない」宣言をしていたエントリーはコチラ。