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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

隠すことでもないのではっきり言おう。

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ただいま絶賛「更年期症状」と戦い中です。

51歳半ば。 今年の頭から症状が出始めました。

・・・というか、最初は気づかなかったのです。

単に「不調だ」「おかしい」と思っているだけで、それが、日本の景気が悪いせいなのか、議員の不祥事が相次ぐせいなのか、猛暑だからなのか、はたまた・・・。なんだ?違和感がある心と身体の原因がなんだかわからず、もんもんとしておりました。

一番の症状は、「暑い!」です。

ただひたすら暑い。それも、突然、かーっと暑くなって、数分経つと落ち着く。

これだけ聴けば、婦人科の医師は、「典型的な更年期症状じゃないですかー」と診断するものなのだけれど、私は、すぐにはわからなかったのです。(いわゆるひとつの”ホットフラッシュ”ってやつです)

理由は2つ。

1. 母の更年期症状は、ほぼ「ホットフラッシュ」だけに集約されており、それ以外は特に不調はなかったようですが、母のそれは、「突然、かーっと暑くなり、ひやーっとひんやりする」というもの。 私は、「ひやー」とはならないため、違うと思ってしまった

2. とにかく猛暑だった。 暑いと思い始めたのが5月くらいからだったので、なんでこんなに暑いのか、猛暑にもほどがある!と地球に文句言っていた

・・・しかし、これは、典型的更年期症状の一つ「ホットフラッシュ」と婦人科の医師に認定してもらい、「なぁーんだ」と納得してしまいました。

「首から上だけ暑くなりますよね。だーっと汗出ますよね。で、しばらくすると納まるけど、また何かの拍子でだーっと暑くなり、汗が出る・・・を繰り返しませんか?」

「はい」

「それ、合格です!」(←と言われたわけではないが)

・・・・不思議なもので、「れっきとした更年期症状です」と言われたら、それで納得したのか、だんだん気にならなくなりまして、身体も適応してきたらしく、今でもかーっと暑くなり、だーっと汗出ますけれども、以前ほどの不快感、やるせなさはなくなってきました。

ほかにも、「不安な気持ちが終日ついて回る」とか「悲観的な気持ちが根底にずっとある」とかも、「更年期症状」の一つらしく、これもまた年初からずっとついて回っているのですが、これにもだんだんと慣れてきて、だいぶ、「折り合い」がついてきた感じです。

更年期には、重度の鬱(うつ)になるという場合もあるようですから、多少の「不安や悲観的気分」と「かーっと暑くなってだーっと汗が出る」というのも、まだましな方なのだろうと思います。

あと、最近、だいぶ気が楽になったのは、同年代の女性とお話したことです。

職場では私が最年長で、前を歩く女性がいない。だから、相談も会話もできない。

仕事先の方でちょっと先輩がいらして、食事しながら、ふと話したら、とても共感してくださって。

「自分が自分じゃないような気分が数年続いている」

と言われ、「あー、わかりますぅー」と嬉しくなりました。

話す相手がいる、同じ思いの人がいるというのは心強いもので、この会話をきっかけに一段と元気が戻ってきたような気がします。

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婦人科の主治医に相談してみたら、いろいろな案を提示されましたが、その中でもホルモン充填療法は、乳がんリスクを高めるという話もあるようですので、採用は見送りました。

結論は、

「経年変化なので、直に慣れて、大丈夫になるでしょう。だって、80歳90歳になっても元気に生活している女性がたくさんいるってことは、どこかで折り合いがついたってことでしょうから」

と伝え、医師も「そうですねー。もっと不調とか別の不調が現れたら、また来てくださいね♪」ということで、多少気分すっきりしました。

それにしても、働く女性の、特に私世代は、前を歩く女性が少なくて、もんもんとしている人は多いのではないかと思うのです。

頑張って、まっすぐ歩いてきて、たどり着いたところが「ここ」なのか?と。

でも、誰にも話せない、というか、話したところで、世代が違うか性別が異なることで理解してもらえない。

世の「更年期症状」「更年期障害」について書いてある読み物には、「社会的な立場の変化も大きい」的なことが書いてあるのですが、それには、「子どもの独立」「夫の退職・在宅」「夫との関係の変化」・・・などを中心に解説してあるケースが多く、独身の私には、当てはまらないことが多々あって、今一つ共感できない。

どんな女性でも大なり小なり通る道であれば、「早めに教えておいてよ」「聞いてなかったよ」とあ然とし、孤軍奮闘するのではなく、語り合える場、あればいいなぁ、などと思ったりしてます。

40代後半からの女性を集めて、サロン開きたいくらいです。

「ぶっちゃけどーよ」
「いやー、暑くてー」
「わかるー」

みたいな。(笑)

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30代まで「老眼」というのがどういうものか全くわかりませんでした。手元が見えないんだな、と想像はしたものの、どういう状態で見えないのか、全くわかりませんでした。

40代後半からわかるようになりました。これ、30代の人に理解してもらうの無理だわ、と思った次第。

同様に40代までは、「更年期」の何たるかが全く想像できませんでしたが、今、ようやく「ほぉー、これがそうか」と納得しました。


暑くなったって、いいじゃないか。人間だもの。



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