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起業を成功させる7つのメンタリティ(その1) ― とりあえず食っていける安心感

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先日、あるメールマガジンのタイトルに「USP」という言葉が書かれていることに気づきました。「USP」とは、「ユニーク・セールス・プロポジション」の略で、「自分や商品の特徴や強み」のことです。マーケティングの本などによく書かれていますので、ご存知の方も多いでしょう。

「そういえば、起業したときにUSPを考えたな~」

そんなことを思い出しました。

最近、シニア層で起業するケースが増えているそうですね。
“もう一旗揚げたい” 増えるシニア起業(NHK クローズアップ現代)

「起業」「増える」で検索したら、女性も増える傾向にあるそうです。

「やりたいことにチャレンジしてみたい」という方が増えるのはすばらしいことだと、私は思います。

ところで、この間まで、起業をするみなさんのサポートしていました。講座の中では、USPや事業計画、収支予算など、さまざまなビジネススキルに触れました。起業にはビジネススキルがとっても大事ですからね。

一方、起業の講座の中で、ビジネススキル以上に一生懸命お話したことがありました。それは、起業におけるメンタリティの部分です。もし、ボクが「あなたにとって、起業で大切だと思うことをあげなさい」と言われたら、ビジネススキルが出てくるのは結構後のほうです。

起業する方にとって、ボクがビジネススキル以上に大切だと思っていることを列挙すると……

1:とりあえず食っていける安心感
2:お金のメンタリティ
3:メンターの存在
4:応援してくれる仲間との関係
5:前の仕事の「やりきった」感
6:「これならいける」という納得感
7:手放す勇気

です。なぜなら、どんなに優れた事業計画でも、メンタリティが伴わないとうまく行かないというのが、これまでの実感だからです。

そこで、「起業を成功させる7つのメンタリティ」と題し、私が大事だと思うことをお話してみようと思います。

今回は、その1「とりあえず食っていける安心感」です。
 
 
■1:とりあえず食っていける安心感

安心感とは、いろんな意味があるのですが、もっとも大きいのがお金の面でしょう。

起業して、最初からうまく行けばいいのですが、なかなかそうは行かないのが実際です。1年目は赤字、2年目は収支トントン、3年目から利益が出始める……この期間に個人差はあれど、このような期間を誰もが過ごします。

起業して間もないころは、怪我しない程度の失敗を繰り返し、さまざまな試行錯誤を重ねながら、自分のスタイルを作っていく期間です。一度うまく行かなくても、そのほかのアイデアを考えたり、うまく行っている人のやり方をまねたりしながら……。

このような中で大事なのは、基本的な生活に不安がないことなんです。最初は収入より支出が多く、次第に資金が減っていきます。資金が減っていく感覚は結構怖く、「本当に大丈夫かな~」と不安になるものです。日常の生活に影響が出るほど追い込まれると、新しいアイデアどころではなくなってきます。

だから、「とりあえず食っていける安心感」が大事なんですよね。

2~3年ぐらいは何とか食っていけるぐらいのお金の余裕があると、比較的安心できます。また、仮に最悪の状況になったとしても、寝る、食べる場所を確保しておくのもいいでしょう。

私は、実家に住むことを選択しました。これで、寝る場所は確保できますし、最悪な状況になったとしても、畑と田んぼがあるので野菜と米は確保できます。あなたが既婚女性なら、ご主人の収入があれば生活には困らないので安心ですね。

スタートアップの時期は、、新しいことに何度もチャレンジしていく時期だからこそ、「とりあえず食っていける安心感」が大切なんですよね。

今日は、「とりあえず食っていける安心感」についてお話しました。
次回は、「お金のメンタリティ」についてお話します。

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