ボクがワーケーションに行くのは、その「土地」に行くことよりも、そこにいる「人」に会いたいから
こんにちは、竹内義晴です。
わたくしごとですが、今年度になって「今年はいろんなところに行くぞ!」と決めました。コロナ禍が5類になったことも、きっかけかもしれません。
4~5月にかけては、福岡、みなかみ町(群馬)、十日町(新潟)に行きました。
それから、少し時間がたったこと。あと、最近ワーケーション関係のイベントに参加して、「さぁて、そろそろワーケーションに行くか!」という気持ちになったこともあって、Facebookにこう書きこみました。
そろそろ、次にワーケーションに行く場所を決めるか。
その結果、いろんな方からコメントが届きました(ありがとうございます!)。
で、思ったことがあったので、この記事を書いています。
Facebookにいただいたコメントを拝見しながら、ふと、思いました。「ボクがワーケーションに行きたいと思う要素は、何だろう?」と。
そう、自分に問いを立てて思ったのは、「ボクにとって大切なのは『土地』ではないな。その土地にいる『人』だな」でした。
だからといって、「土地が全く関係ない」というわけではもちろんありません。たとえば、景観がきれいなところとゴミが多いところだったら、景観がきれいなほうがいいです。
でも、「仕事」という意味で言えば、ボクにとっては景観よりも、空調が快適で、体に合った机と椅子があって、ネット回線に不自由がなくて、できればオンラインミーティングが気兼ねなくできることのほうが重要。景観はその次で大丈夫。
それよりも、ボクにとって重要なのは、「人」です。その人が、なぜそこが好きなのかを知りたいし、その人が、何のためにそれをしているのかを知りたいし、その人が、なぜその食事をおすすめしてくれるのかを知りたいし、その人が好きなものを一緒に食べ、好きなお酒をたらふく飲んで、たくさんおしゃべりをしたい。
ボクにとっては、そういう時間が大切だな......って、思ったんです。
ちなみに、画像はみなかみ町で地域活性化の取り組みをしているSさんとNさんを訪ねたときに飲んだ、谷川岳の飲みくらべセットです。楽しかったな~。
逆に、仕事中は仕事に集中しているからいいけれど、それ以外の時間は、どんなに景観がよくても一人でいるのはさみしいし、夜の食事が一人なら時間を持て余してしまう。一人で居酒屋にも行けないので......いや、行けなくもないけど、一人では退屈なのですぐに出てしまう。それならば、ホテルでコンビニ飯食べて、ビール飲んでるほうが、ボクにとってはリラックスできる。
そう考えると、ボクにとってはつまるところ、「土地」ではなく「人」なんだと思いました。その人と時間を共有したいし、おいしいものを食べたり飲んだりしたいし、その人とおしゃべりがしたい。
「それって、仕事なの?」「それって、ワーケーションなの?」と言われると、よくわかりません。それを「観光」と呼ぶなら、観光でもいいのかもしれない(いや、仮にそれを観光と呼んでも、一人で仕事をしている時間は、1日ガチで、めっちゃ集中していますけどね)。
でも、まぁ、いろんな経験を重ねると、「仕事って、結局、人のご縁だな」なんて、最近よく思うんですよね。そういう意味では、仕事なんだと思います。ほら、意気投合するから「よし! やろう!」みたいになるし、想いに共感するから「それならば、わたしも!」となることだって、あるじゃないですか。そのためには、本音で語り合う、会話が重要だと思うんです。会話が。
それなしに、ただ、景観がいいからといって、温泉があるからといって、食事がおいしいからといって、ボクにとってはそこに行く理由が生まれない。だから、ワーケーションに行きたいのは「土地」に行きたいわけではなく、「人」に会いたいからだな......と思ったのです。
もっとも、これは個人差がありますね。一人でも全然さみしくないし、むしろ好き。その時間をつくりたい方もいると思います。景観が重要な方もいるでしょう。それもアリですよね。ここに書いたのは、あくまでも「ボクの場合は」です。
というわけで、ボクのフィールドは妙高ですが、こういうタイプなので、こういった感じがお好きでしたらお声がけいただけるとうれしいです。もちろん、そうでない場合は、そのようにいたします。