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起業を成功させる7つのメンタリティ(その5) ― 前の仕事の「やりきった」感

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起業を成功させる7つのメンタリティについてお話しています。

起業する方にとって、ボクがビジネススキル以上に大切だと思っていることは

1:とりあえず食っていける安心感
2:お金のメンタリティ
3:メンターの存在
4:応援してくれる仲間との関係
5:前の仕事の「やりきった」感
6:「これならいける」という納得感
7:手放す勇気

の7つです。

前回は、「応援してくれる仲間との関係」についてお話しました。

今回は、「前の仕事の「やりきった」感」についてお話します。

起業するということは、何らかの事情で「前の会社を辞める」ということを意味しています。中には、学生からどこの企業にも入社せず、最初から起業する方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方は、起業する前にどこかしらの組織に属していらっしゃったと思います。

で、会社を辞めて、起業という新たな選択をされるのですよね。

私の意見では、起業を成功させるためには、前の仕事を「やりきっておく」ことが、結構大事なんじゃないかと思っています。

なぜなら……

起業をすると、正直、うまくいくことばかりではありません。計画通りに進まないこともたくさんあるのが普通です。このようなシーンでは、人は、誰しもが過去を振り返り「前の会社はいろんな不満もあったけど、少なくとも今より安定していたし、もう少し我慢していればよかったかな~。起業、失敗しちゃったな~」などと、つい、起業を後悔しがちです。

このようなとき、「あのときはよくがんばった。やりきった」という感覚があると、さまざまな過去への執着を断ち切ってくれます。また、「あの時もできたんだから、今回もきっとできるはず」と、もう一人の自分が、背中を後押ししてくれるんです。

「やりきった感」を作ることはとっても簡単です。今の環境がどんなに困難でも、「目の前の困難から逃げずに、ただ、やる」・・・これだけです。

では、どこまでやるのか・・・ということついてですが、「ある程度の成果が出るまで」と自分で決めてもいいでしょう。困難を乗り越え、成果につなげることができた成功体験は、起業したときに大きな自信となって、くじけそうな自分を守ってくれます。

一方、中にはさまざまなプレッシャーや、理不尽で、苦しい環境におかれているかたもいらっしゃるでしょう(だから、起業を選択するのですよね)。そのような場合、目標を決めたり、成果を出したりするのはなかなか難しい現実があります。

そのような場合は、別に成果にこだわらなくても大丈夫です。「あの過酷な環境の中で、自分はよくがんばった」と、自分を認めてあげられる体験ができれば、それで大丈夫。ひょっとしたら、それは、「上司にぶつけられなかった自分の本音をぶつけてみる・・・」そういうことかもしれません。

(少し話はずれますが、今、野球界で、巨人軍のゴタゴタが報道されていますが、GMの発言の賛否はともかく、「今まで我慢していたことを言葉にできた」ということは、結果はどうあれ、GMの中では「やりきった感」に近い感覚を得ているのではないかと想像しています。)

「やりきった感」とはつまり、「一区切り」とも言えますね。

今日は、「前の仕事の「やりきった」感」についてお話しました。
次回は、「「これならいける」という納得感」についてお話します。

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