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20年以上断続的にこのブログを書き継いできたインフラコモンズ代表の今泉大輔です。NVIDIAのフィジカルAIの世界が日本の上場企業多数に時価総額増大の事業機会を1つだけではなく複数与えることを確信してこの名前にしました。ネタは無限にあります。何卒よろしくお願い申し上げます。

OpenAIの最強モデルGPT-5.6 Solで古くなったA4 100ページのセミナー資料を最新版に修正する

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1つのユースケースとして共有します。Solがこなす作業の「物量感」をわかっていただければ幸いです。

このやり方は霞が関の官僚が古くなった政策パッケージを最新の法制度や規制に基づいて刷新する際にも使えます。一番高い最強版を使うことが大前提です。

昨日の関連投稿:

Microsoft Copilotが「オモチャ」(あくまでも個人の感想です)である理由を徹底分析。日本の全ビジネスマンは高いモデルを使うべき。経営者も。

反証余地を残さないほどに長考しまくる

Solの特徴は将棋で言う「長考」です。一つの目的を与えると、それを達成するために、幾筋もの分岐を設定して分岐Aで行くとどのような成果物が得られるか?分岐Bで行くとどのような成果物が得られるか?的なことを10分、15分と延々考えています。複数の分岐を考え抜いて最良の成果物を出す道筋が見つかったら、こんどはそれについてありとあらゆる反証の余地(ツッコミどころ)を自分の中で潰しまくるということをしているみたいです。(30分ぐらい考えるということも、平気でします。トークンを無尽蔵に使っている感じです。)

そうして反証がまったく成立しない域にまで達した成果物を最後にポンと、結論として、ユーザーに提示します。

こういうことをするのは、明らかに多くのAIユーザーが今でも言う「ハルシネーションはどうするんだよ?」という否定を力づくで抑え込むためです。(おそらく設計開発したOpenAIのチームが相当に議論した結果だと思います。人間のハルシネーション指摘をいかに抑え込むか?)

私からするとSolは「ハルシネーション・フォビア」と言っても過言ではないぐらいに「間違うことを予め除去するアルゴリズム」が組み込まれています。時々はユーザーが望まないほど過剰に「間違うこと」を"殺菌"します。それがあるため、おもしろくない回答・成果物になることが多々あります。AIとして「一歩踏み出すこと」をしません。後から「おまえ、あそこで間違ったろ?」と非難されないように、二重にも三重にも予防線を張ります。言い換えればファクトチェックならぬ「ハルシネーション・チェック」をしまくります。

これの延長で時々成果物の中で、Solお得意の「何が間違っていて何が正しいか?の議論」をやるので、普通、ユーザーは成果物の中でAI独自の価値観によりそのような議論が展開されるのは望みませんから、注意が必要です。予めプロンプトでその種の議論はしないようにフタをする必要があります。

それがわかれば、上に提出しても安心な成果物が最後にポンと出てくるので、使いようがあります。

A4 100ページのセミナー配布資料を最新情報で更新する

私はセミナーでA4 100ページ程度の資料を作成して受講者に配ります。そのテーマに関するレポートを作成していると、あれも必要、これも必要ということで最終的に100ページ前後になります。価格感で言うとAIのない時代に標準的な調査会社に依頼すると1本50万円から100万円はする質と量です。それが4本合わさって100ページになります。合計で200万円~400万円の価値があるレポート集です。

こんど「AIデータセンターが全部わかる」という名称で、過去に行ったAIデータセンターのセミナー資料A4 100ページ分を最新の内容に更新してAmazon Kindleで刊行します。

内容がA4 100ページなので「更新する」と言ってもごっつい作業になります。どうにかよい方法はないものかと思案した所、Solの「どっさりまとめて処理する物量処理マシーン性能」に思い至りました。

細かいやり方は省略します。今年の5月に作成した資料100ページの中から、最新の情報に基づいて更新する(書き換える)必要がある部分だけ、差し替え原稿を作成して下さいとリクエストします。

彼にやらせる仕事を限定しないと、長考の末、全文を書き換える所まで行きかねないので、それをやられると挿入していた図版一式を作り直さなければいけなくなるので、またトーン&マナーがSolのトーン&マナーになってしまい、それはセミナー講師今泉が作成した資料ではなくなってしまうので、彼がやる仕事を狭く狭く限定しますこれはSolを使う時のコツです。彼が機能を発揮する作業領域を狭く狭く、自分がコントロールできる範囲内で限定します。これはAIと人間の格闘のようなものです。それだけ現在のAIの最強モデルは途方もない能力があります。

EXECUTIVE
8/19 (水) 10:00-
※ライブ・アーカイブ
1. Zoomライブ配信
2. アーカイブ配信
【防衛費拡大局面で問われる技術獲得戦略】

ウクライナ「AI戦争OS」の実像と日本企業の防衛テックM&A戦略
〜自律航法・電子戦・迎撃ドローンから読み解く出資・買収・提携候補20社〜

【単なる戦況分析ではなく、現代戦の本質と事業機会を捉える】

現代戦の中核は「機体」から「AI戦争OS」へと完全移行しました。パランティアの作戦管制AI「PRISMA」やアンドゥリル「Lattice AI」の実像を読み解くとともに、日本企業が注目すべきウクライナの技術的優良企業をカテゴリー別に整理。出資・買収・JV・技術提携の現実的なロードマップを提示します。

■ 主要プログラムと実務ポイント:
  • 第1部:ドローン戦争の主役は「AI戦争OS」である(AI、衛星画像、C2、エッジコンピューティングの統合)
  • 第2部:作戦管制AI「PRISMA」の数学モデル(敵防空網を避ける数千本の自律飛行ルートを秒単位でシミュレーション)
  • 第3部:GPSを失っても飛ぶ自律航法(Visual Navigation、地形照合、週単位で更新されるソフトウェア定義型兵器)
  • 第4部:混成スウォームと防空コスト革命(デコイドローンによる飽和攻撃、1,000ドル台のAI誘導迎撃ドローン)
  • 第5部:ウクライナ防衛テック企業・買収候補(固定翼ISR、自律航法、電子戦、UGVなど優秀な20社と提携スキームの使い分け)

【対象】重工、電機、通信、半導体、クラウド、サイバー、ドローン、ロボティクス関連の経営企画・新規事業・技術者、VC・CVC・金融機関・商社の方


講師:今泉 大輔(株式会社インフラコモンズ 代表 / AI×経営ストラテジスト)

主催:SSK 新社会システム総合研究所

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