深夜作業をしながら、夜食の時間にたまたま見ていた以下の動画。
いやー、やっぱりアメリカはすげえや。と思わせる内容でした。現代社会を形作っているすべてのイノベーションがアメリカ発であることを、初めて理解させられました。
そして現在、マシンラーニングからAIへ。AIが電気のようにすべての国で、すべての企業で、すべての個人においても使われる世の中が到来しています。そういう歴史の流れの中でAIを見ることができる。そういう感動的な動画冒頭になっていました。NVIDIAの世界開発者会議GTC 2025が今年の10月末にワシントンD.C.で開催された際のジェンセン・フアンによる基調講演です。
英文のトランスクリプトを日本語化したものを下に置きました。
動画がアメリカのテクノロジー・イノベーションの歴史になっていて、見る価値はあります。
日本はこのアメリカのイノベーションの歴史の中で、どこに立つことができるのか?考えさせられます。
NVIDIA GTC Washington, D.C. Keynote with CEO Jensen Huang
【オープニング映像:ナレーション】
アメリカ、それはイノベーションの地。発明が運命を形作り、テクノロジーが夢を飛躍させてきました。ベル研究所でトランジスタが生まれ、半導体の時代が到来し、シリコンバレーが誕生しました。ヘディ・ラマーは通信を再考案し、ワイヤレス接続への道を切り開きました。IBMのSystem/360は産業の中心に汎用コンピュータを据え、Intelのマイクロプロセッサはデジタル時代を前進させ、クレイのスーパーコンピュータは科学のフロンティアを拡大しました。「私たちはこのテクノロジーで何かが始まろうとしていると考えており、できる限り速く進んでいくつもりです」。Appleはコンピューティングをパーソナルなものにしました(「Hello」)。「I imagine us」。Microsoftはウェブが登場するずっと前に、ソフトウェアという新しい世界への窓を開きました(「You've got mail」)。米国政府の研究者は最初のコンピュータをつなぐARPANETを構築し、インターネットの基礎を築きました。iPod、電話(「Are you getting it?」)。そしてAppleは再び、1,000曲をポケットに入れ、インターネットをあなたの手に収めました。あらゆる時代が飛躍でした。「私たちはこの10年で月へ行くことを選びます...」
「...それが容易だからではなく、困難だからこそ、他のことと共にそれを行うのです」。あらゆる飛躍、アメリカの飛躍、人類のための飛躍。今、革命的な新しいコンピューティングモデルによって立ち上げられた次の時代が到来しました。「これはおそらく、私たちがコンピュータ業界に行った最も重要な貢献となるでしょう。それは革命として認識されるはずです」。機械学習は人工知能(AI)の一分野であり、コンピュータがまるで考えているかのように見えます。「計算リソースの量が、最終的にこの分野を加速させるでしょう」。人工知能、それは新しい産業革命です。その中心にあるのが、ここアメリカで発明されたNVIDIA GPUです。電気やインターネットと同様に、AIは不可欠なインフラです。すべての企業がそれを利用し、すべての国がそれを構築するでしょう。この競争に勝つことは、宇宙時代の幕開け以来、見たこともないような私たちの能力の試金石となるでしょう。そして今日、AIファクトリーが立ち上がり、アメリカで作られ、大学、スタートアップ、産業界の科学者、エンジニア、夢想家たちのために提供されています。「私たちは文明として新たな高みを目指したいと思います...」
「...宇宙の性質を発見することなどです」。そして今、アメリカのイノベーターたちは豊かさへの道を切り開き、命を救い、ビジョンを現実にし、手を差し伸べ、未来を届けています。まもなく、これらすべてを無尽蔵のクリーンエネルギーで動かすことになるでしょう。私たちは人類の到達点を星々へと広げます。これがアメリカの次なるアポロ・モーメントです。私たちは共に、誰も行ったことのない場所へ大胆に進む、次の偉大なる飛躍を遂げます。そして、ここからすべてが始まります。ステージへようこそ、NVIDIA創業者兼CEO、ジェンスン・フアン。
今泉 大輔
2025/12/04 04:37:48