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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

40を過ぎたら男も女も久米島だ

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久米島は那覇から30分程度。羽田から乗り継ぎの時間も入れて4時間前後。そんなに遠くないです。
南の島気分が味わえるホテルが3つあります(サイプレスリゾートリゾートホテル久米アイランドイーフビーチホテル)。リゾートホテル久米アイランドは、部屋からブロードバンドが使えます。私はその1点で決めました。もともとはホテル日航系列だったそう。
バーデハウス久米島というレベルの高いスパ施設もあります。あとは子どもが1日いて飽きないアトラクション施設があると、ファミリーバケーションの最強の候補地になると思いました。現状ではミドルかそれより上の方が長逗留するのによい島ですね。もっとも泳げる季節は別です。

私はバーデハウスがえらく気に入りました。世界に1つしかない海洋深層水を使った温浴施設だそうです。温水プールと露天のスパ施設が組み合わさっています。プールには、首→肩→背中→腰→尻→太もも→ふくらはぎと7つの部位を順番に刺激するジェット水流セクションがあり、これがなかなかよいです。
露天のスパは2日いったうち2回とも貸切状態でした。スパといってもぬるめの風呂、サウナ、日光浴エリア、ボディトリートメント用の部屋があるだけの簡素なつくりですが、隠れ家っぽくてよいです。
太陽は完璧に南の島のそれ。その下でぬるい風呂に入りながらぼーっとしていると、なかなか贅沢な気分になれます。そばでウチの2.5歳児がはしゃぎまわっていたので、気分に浸ってばかりもいられませんでしたが。
海洋深層水の温浴効果は、たぶん、かなりありそうです。午前にプールで肩をもみほぐし、午後にスパでのんびりすると、体がかなり軽くなります。

食べ物では、店の選択さえ間違わなければ、沖縄料理の楽しさが味わえます。イーフ地区では亀吉がなかなかよいです。3回行きました。あとは南島食楽園もファミレスっぽい路線ですが、出てくるものはれっきとした沖縄料理です。
豚肉がおいしいですね。久米島そばの味が染みた三枚肉、スーチカーというばら肉の塩漬け、沖縄在来種の豚”あぐー”のあぶり焼き(ポン酢で食べる)。あぐーのぼってりした肉から染み出る濃い肉汁はたまりません。
やっぱり豚肉をおいしく食べる文化があるんですよ(たぶん)。そう言えばらふてー(角煮)を試さなかった…。

あとは、もずく酢。もずくの1本1本が太くて歯ごたえがあっておいしい。なぜかタコライスもあちこちで食べられます。まんまメキシカンです。辛いくておいしいです。
それから”さくな”という葉っぱの天ぷらや和え物。葉緑素がいっぱい体に入ってくる感じがいいです。
上の両店に寿司コーナーがあったことを記しておかなければなりません。亀吉のにぎり寿司を食べましたが、ごくごく普通においしいにぎりでした。

久米島でおいしいものを1つだけ挙げるなら久米島そばですね。あれは最高です。かつおと豚肉でさっぱりしただしを取ってあり、太めのラーメンのような麺を使います。それに分厚くて味がしみた三枚肉が乗っかっています。紅しょうがなんかが薬味。値段からするとソーキそばの廉価版という位置づけですが、続けて食べたくなる不思議な魅力があります。赤唐辛子を泡盛に漬けた島とうがらしを多めに入れると、ものすごくエスニックな食べ物になります。

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