スマートシティセキュリティガイドライン(第2.0版)について
総務省は2021年4月23日、「スマートシティセキュリティガイドライン(第2.0版)」(案)について、令和3年4月24日(土)から同年5月24日(月)までの間、意見を募集を行っています。
総務省では、安全・安心なスマートシティの推進のため、令和2年10月、スマートシティの構築・運営におけるセキュリティの考え方やセキュリティ対策を取りまとめた「スマートシティセキュリティガイドライン(第1.0版)」を公表。その後、よりスマートシティの運用の実態に沿った、スマートシティを構築・運営する主体が利用しやすいガイドラインとするべく、「スマートシティセキュリティガイドラインの改定等に関する検討会」において、スマートシティの構築・運営におけるセキュリティの考え方やセキュリティ対策について、更なる検討を行い、改定案を「スマートシティセキュリティガイドライン(第2.0版)」(案)(概要:別紙1PDF、本体:別紙2PDF)として取りまとめましています。
ガイドラインでは、スマートシティの構成要素(※)をセキュリティの観点から4つのカテゴリ(=ガバナンス、サービス、都市OS、アセット)に分類し、各カテゴリごとに想定されるセキュリティ上のリスクやセキュリティ対策を記載しています。
また、「マルチステークホルダが複雑に関与」「多様なデータの連携」といったスマートシティの特徴を踏まえ、スマートシティ特有のセキュリティ対策を3つに分類して(=適切なサプライチェーン管理、インシデント対応時の連携、データ連携時のセキュリティ保)、リスクや具体的な対策を記載しています。
その他、補助コンテンツとしてスマートシティセキュリティ導入チェックシートやリスク一覧、セキュリティ対策一覧などを掲載しています。
出典:総務省 スマートシティセキュリティガイドライン(第2.0版) 2021.4